転覆した豪華客船からの決死の脱出劇 『ポセイドン』
配給/ワーナー・ブラザース
監督/ウォルフガング・ペーターゼン
−− その瞬間、運命もさかさまに転覆し始める −−
【映画ネタバレ】2006年:ポセイドン
<ネタバレあり! 結末まで掲載しています!>
大晦日の夜。北大西洋を航海中の豪華客船ポセイドン号ではパーティーが始まっていた。ダンスホールに集った乗客たちは、ブラッドフォード船長(アンドレ・ブラウアー)の乾杯の音頭でシャンパン・グラスを上げる。
だが宴が最高潮に達した頃、ブリッジでは航海士が異変を感じ取っていた。まもなく船はとてつもない大波に襲われ、完全に転覆。船内はパニック状態となり、生き延びた人々は、水面下にあるダンスホールに固まることに。
船長は、ここで全員救助を待つべきだと主張する。だがプロのギャンブラー、ディラン・ジョーンズ(ジョシュ・ルーカス)はその指示に従わず、脱出方法を見つけるためにダンスホールを出て行くことにする。そして少年コナー(ジミー・ベネット)とその母親マギー(ジャシンダ・バレット)、元ニューヨーク市長のロバート・ラムジー(カート・ラッセル)もディランのあとに続いた。
ロバートは、見失った娘のジェニファー(エミー・ロッサム)とその婚約者のクリスチャン(マイク・ボーゲル)をどうしても捜し出したかったのだ。その後、内気な密航者のエレナ(ミア・マエストロ)、自殺願望があった初老の建築技師リチャード(リチャード・ドレイファス)、船内を熟知している若きウェイターのマルコ(フレディー・ロドリゲス)も加わり、一行はディランをリーダーに船内を進んで行く。
まもなくジャニファーとクリスチャンも無事合流した。そして船が沈み続ける中、彼らは急速に絆を深めつつ、数々の危険に直面しながら海面にたどり着こうとする。だがエレナが負傷し、そのまま帰らぬ人に。
やがて一行は脱出までもう一息のところにたどり着く。しかしスクリューのスイッチを切り替えるために、ロバートが決死の覚悟で水中に潜って死亡してしまう。だが彼のおかげで、残った面々は無事脱出に成功することができたのだった。
<END>
私の大好きな映画『ポセイドン・アドベンチャー』をリメイクした作品です!
ただし登場キャラクターは全く別物になっているし、ストーリー展開も大幅に違います。「豪華客船が沈没して逆さまになり、数名が脱出を試みて上へ進んでいく」という大枠だけを踏襲し、前作とは全くの別物として作っているんです。
前作は、誰かを助ける為に犠牲になるというシーンがあり、生きるために前進するのが怖くなったものですが、今作は誰も頼んでいないのに死ぬ人物(ギャンブラー)や、役立った後に迷子になる人物(こども)がいたりして、なかなか素直に感動できなかった点がありました。
海上もの、パニックものは大好きなので、似たような作品が出たら私はきっとまた見てしまうでしょう・・・
■ブルーレイ版
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サササッ 三|ノシ・з・|┐ それではまた!