『狼男アメリカン』 An American Werewolf in London (1981・米)
監督/ジョン・ランディス
やがて哀しきブラック・ユーモア・ホラー『狼男アメリカン』
【映画ネタバレ】1981年:狼男アメリカン
<ネタバレあり! 結末まで掲載しています!>
厳しい寒さのイングランド北部を旅するアメリカ人の若者2人。3カ月のヨーロッパ旅行を計画実行中のデイビッド(デイヴィッド・ノートン)と親友のジャック(グリフィン・ダン)だ。彼らは、荒涼とした厳寒の地をさまよいながら、早く宿を見つけようと焦っていた。
たまたま入ったパブ『狙われた小羊亭』の人々は、よそ者の2人を妙に警戒した。追い出されるように外に出た2人は、「道路を歩け」「月夜に気をつけろ」という無気味な忠告を気にはしながらも湿地帯にまぎれ込んでしまった。やがて、恐しい遠吠に怯える2人を何者かが襲った。
気がつくと、デイビッドはロンドンの病院のベッドに横たわっていた。ジャックは死に、目撃者の証言では、2人を襲ったのは凶暴な精神異常者だということだった。自分を襲ったのは人間などではなく動物だったと訴えるデイビッドを、医者のハーシュ(ジョン・ウッドヴァイン)も看護婦のアレックス(ジェニー・アガター)も信じなかった。退院が近づくに従がって、やさしく魅力的なアレックスに恋心を燃やすデイビッド。
そんなとき彼は、死んだはずのジャックの訪問を受けた。血にまみれた恐しい形相のジャックはデイビッドに、自分たちを襲ったのは狼人間で、満月の夜には、デイビッドも狼人間に変身して人間を殺すだろう。だから人間を殺す前に自殺しなくてはいけないという不吉な予言を残して姿を消した。
悩むデイビッドを、看護婦のアレックスは慰め、退院した彼を自分のアパートに引きとった。初めてアレックスと結ばれた幸せな夜、デイビッドは再びジャックの訪間を受け、同じ忠告を聞いた。
やがて、満月の夜、ジャックの予言どおり、デイビッドは狼人間に変身しアベックをはじめ6人もの人間を噛み殺した。『狙われた小羊亭』を訪れて真実を掴みかけていた医者のハーシュが、その夜の事件でデイビッドが狼人間であることを確信しアレックスに打ちあけた。
そのころ自分の宿命を知って悩むデイビッドが、夜再び狼人間となり町の人々を襲っていた。警察が彼を包囲し銃をかまえた時、アレックスがかけつけるが、一瞬のうちに銃弾が放たれた。アレックスの眼の前には、デイビッドの息絶えた姿が横たわっていた。
<END>
この作品は「ホラーコメディ」とジャンル分けされていましたが、コメディ?と言った感じはあるものの面白かったです。主人公のデイビッドが悩むかと思いきや、意外とアッサリ受け入れたのか(?)、その後、狼男になって人を襲うシーンとのギャップがありましたね。笑えると言えば結構笑えます。あと、看護婦さんがセクシーすぎでしょう。
また、私は見るまで知りませんでしたが、狼男への変身シーンが特に有名だったそうで中々見入ってしまいました。特殊メイクって昔の方が味がありますよね。制作のリック・ベイカーの特殊メイクはアカデミー賞を受賞したそうです。本編中は出血シーンもそれなりにあり、大変満足しました。
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サササッ 三|ノシ・з・|┐ それではまた!