2009年03月04日
株式
株式(かぶしき) とは!!今日は法律関係も載せます
株式会社の社員(株主)の会社に対する法律上の地位(株主権)をさす。従来は、株式会社における、資本の均等な割合的単位、およびそれを前提とした株主の権利を意味していたが、1950年(昭和25)の商法改正で、授権資本と無額面株式の制度が採用され、資本と株式との直接的な関連がなくなったので、資本の構成単位としての株式の概念は消失し、もっぱら株主権を意味するものと解される。
株主はその有する株式の数に応じた株主としての地位を有し、株式の内容は、同じ種類の株式の間では同一で、各株主はその有する株式の数に応じて平等の取扱いを受ける(株主平等の原則)。株主は、株式に基づいて、会社に対し利益配当請求権や議決権などの諸権利を有し、またその引受け価額を限度とする出資義務を負っているが、株式は、このような会社に対する権利義務を包括したものである。なお、株式と株券とを混同することが多いが、商法上、株券は株式を表章する有価証券であり、その所有者を株主という。また、株式は単に「株」と俗称される。
資本主義経済にあっては、企業は、長期間投下され滞留する資本がなければ、安定した営業活動を続けることができない。他方、投資家にとっては、出資の固定化を回避し、都合のよいときにいつでも出資が回収できるような状態にあることが望ましい。これら両者の相反する要請を同時に充足させる方法が、株式会社における資本の株式化である。株式会社では、その必要とする資本を均等に分割し、その割合的単位を株式として、それに証券の形態(株券)をもたせることにより、投資家が出資した資本に流動性を付与することが可能である。
株式会社の社員(株主)の会社に対する法律上の地位(株主権)をさす。従来は、株式会社における、資本の均等な割合的単位、およびそれを前提とした株主の権利を意味していたが、1950年(昭和25)の商法改正で、授権資本と無額面株式の制度が採用され、資本と株式との直接的な関連がなくなったので、資本の構成単位としての株式の概念は消失し、もっぱら株主権を意味するものと解される。
株主はその有する株式の数に応じた株主としての地位を有し、株式の内容は、同じ種類の株式の間では同一で、各株主はその有する株式の数に応じて平等の取扱いを受ける(株主平等の原則)。株主は、株式に基づいて、会社に対し利益配当請求権や議決権などの諸権利を有し、またその引受け価額を限度とする出資義務を負っているが、株式は、このような会社に対する権利義務を包括したものである。なお、株式と株券とを混同することが多いが、商法上、株券は株式を表章する有価証券であり、その所有者を株主という。また、株式は単に「株」と俗称される。
資本主義経済にあっては、企業は、長期間投下され滞留する資本がなければ、安定した営業活動を続けることができない。他方、投資家にとっては、出資の固定化を回避し、都合のよいときにいつでも出資が回収できるような状態にあることが望ましい。これら両者の相反する要請を同時に充足させる方法が、株式会社における資本の株式化である。株式会社では、その必要とする資本を均等に分割し、その割合的単位を株式として、それに証券の形態(株券)をもたせることにより、投資家が出資した資本に流動性を付与することが可能である。
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