おはようございます、コーヒー好きのアキラです。今日は、コーヒー豆について深堀りしようかと思います。理由は、コーヒー豆をより知ることで、コーヒーを淹れる時に役立つと考えているからです。以前の過去記事でも、ご紹介したのですが、今日は、改めて勉強し、復習をしたいと思います。
コーヒー豆とは
リンドウ目アカネ科コーヒーノキ属に分類で、そのコーヒーノキからなるコーヒーチェリーの実のなかにある2つの種のこと。
コーヒー豆は、いったいどこにあるのだ!
産地の主な場所は、北緯25度から南緯25度の熱帯・亜熱帯地方、だいたい赤道付近
通称『コーヒーベルト』
コーヒーノキとは何?木なの?
木ではある。しかし、コーヒーチェリーができ、豆が取れるまでには、厳しい条件があり、コーヒーノキが育つ条件がある。。。
- 気温が平均22℃前後の高地がよいらしい。
- 降雨量もおおよそ必要な年間降水量が決まっているらしい。
- 日光に弱い。
- 標高も1000〜2000mの涼しい高地がよい。昼夜の寒暖差が大きい程高品質に!
- 土壌も火山灰がつもった土壌がよいらしい。窒素・リン・カリウムを豊富に含んだ土壌で、弱酸性がよい
つまり選ばれた土地と環境でないと育たない。一応、日本にも一部(沖縄など)栽培しているが、基本日本の環境では、無理!
コーヒーチェリーってどんな構造なんだ?
コーヒーチェリーの見た目はサクランボのような見た目。ゆえに、コーヒーチェリーと呼ばれる。その実の中の種が、コーヒー豆となる。基本、一つの実に2つの豆が入っている。通常のコーヒー豆の平たい部分が向かい合ったような感じで入っている。『フラットビーン』とも呼ばれる。まれに、まん丸となった丸い豆『ピーベリー』と呼ばれるコーヒー豆が一つだけのときもある。産地によって、欠点豆になったり、高値で取引されたりと扱いはさまざま。
コーヒーチェリーがなるまで。。。
- 育苗:種まきから発芽をへて本葉が開く。
- 植付け:種まきから6〜9か月後、苗が20〜60?pになったら圃場(ほじょう)に植え替える
- 開花:植付けから18ヶ月〜30ヶ月後、ジャスミンのような白い花が咲く。
- 結実:数日で花がしぼむ。そのあと、「コーヒーチェリー」が実る。※コーヒーチェリーは開花してから8ヶ月かけて徐々に大きくなり完熟豆に成長する。
- 収穫:産地の事情に合わせた収穫方法。
※詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ!
コーヒー豆の生産から出荷まで、日本への旅〜コーヒーノキそして旅たちへ〜
おはようございます、コーヒー好きのアキラです。今日は前回の続きで、『コーヒー豆の生産から出荷まで、日本への旅〜...
続きはこちらから産地について
産地はどこだ!
アフリカ・中東一帯、アジア・オセアニア一帯、アメリカ・カリブ海一帯
アフリカ・中東一帯
- イエメン
- エチオピア
- コートジボワール
- ケニア
- タンザニア
アジア・オセアニア一帯
- 中国
- 日本
- インド
- ベトナム
- インドネシア
- オーストラリア
アメリカ・カリブ海一帯
- ハワイ(アメリカ合衆国)
- ジャマイカ
- メキシコ
- グアテマラ
- ホンジュラス
- エルサルバドル
- コロンビア
- ブラジル
国ごとの土壌や環境、収穫方法などを知ることで、最適な飲み方を知れるはず!
今日は、ここまで読んでくださったかたの大半は、コーヒー好きがほとんどでしょうから全部じゃなくても、知っていることばかりのはずです。なぜ、このような記事を書いたかというと、まずは、基本に立ち戻る必要があったと考えました。その先にある、僕が考える最適な飲み方では、その国の土壌や環境、収穫方法によって産み出されたコーヒー豆に美味しい答えがあると考えているからです。それだけでなく、各産地によって酸味・苦味・香味などが違ってきます。酸味と香りが強い豆には、それを活かす淹れ方があり、苦みが強い豆ならそれを活かす飲み方をと思っています。その為には、まず、豆のことと国のことを知らなければなりません。第一歩としての記事だとお考え下さい。次は、コーヒーと科学です。関係なさそうで、実は、化学ともつながりのあるコーヒー。お楽しみください。では、またお会いしましょう。