おはようございます、コーヒー好きのアキラです。皆さんは、コーヒーの味が決まるには、5つの項目があるのをご存じですか。実は、その5つにより味が決まるのです。それだけでなく、その各項目でも、様々な選択肢があり、選んだ選択肢しだいで、さまざまな化学反応がおこり、美味しいコーヒーが作られていきます。今日は、その5つ+αを紹介いたします。
味が決まる5つの項目
味が決まる5つの項目とは、焙煎度、挽き目、粉の量、お湯の温度、抽出時間です。それぞれ、重要であり、選択しだいでは、酸味が強くなったり、苦味が強くなったりするのです。各項目ごとに、
酸味UP | <<<<< | 酸味&苦味 | >>>>> | 苦味UP |
---|---|---|---|---|
浅煎り
|
<<<<< | 1:焙煎度 | >>>>> | 深煎り |
粗挽き
|
<<<<< | 2:挽き目 | >>>>> | 細挽き |
少ない
|
<<<<< | 3:粉の量 | >>>>> | 多い |
低い
|
<<<<< | 4:お湯の温度 | >>>>> | 高い |
短い
|
<<<<< | 5:抽出時間 | >>>>> | 長い |
焙煎度
焙煎度は、7段階ある。浅い順から、
- ライトロースト
- シナモンロースト
- ミディアムロースト
- ハイロースト
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト
となり、イタリアンローストに近くなれば、なるほど深煎りで、苦みが増す。
挽き目
挽き目の大きさには、大きく6つあります。粗い順から
- 粗挽き
- 中粗挽き
- 中挽き
- 中細挽き
- 細挽き
- 極細挽き
プロレベルになると、この挽き目の部分をこだわったりします。
粉の量
粉の量は、使う器具などによって変わってきますが、ドリッパーを使用した場合では、以下のようなります。(一般的な意見です)1杯当たり(140ml)8g〜12gが一般的な目安です。
お湯の量
ここで、もう一つポイントがあって実は、お湯の量も関係してくるのです。一般的には、注湯時の量が140mlぐらいとなっています。しかし、企業やブランドなどによってそのお湯の量が変わってきますし、バリスタ間でも違ってきます。先ほど注湯と申しましたが、抽出量の場合もあります。抽出量とは、抽出された量のことです。ついでに、注湯は、注いだ量です。※ml表記でも、グラムに直すと変わらないので、140ml=140gとして考えてもよいです。
お湯の温度
お湯の温度ですが、基本的に適温とされている温度があります。それは、85℃ぐらい〜94℃ぐらいとなっています。人によって、80℃で淹れる方もいるので、ただの目安として考えてください。温度が高いほど苦味が強くなり、低くなるほど酸味が増す傾向にあります。僕が普段淹れる時の温度は、92℃から94℃ぐらいです。*沸騰した直後のお湯をいれるのは、NGです。
抽出時間
最後に、抽出時間ですが、これも人によって違ってきます。3分の人もいれば、2分ぐらいの人もいるでしょう。早いということは、それだけ抽出時間が短いということになり、自然と酸味が増したり、あっさりとした味になったりする傾向にあります。
ここまで、読むと気になることがありませんか。味が決まる5つの項目(湯量まで含めると6つ)それぞれに選択幅があるので、何十通り、もしかしたら、何百通りの味と飲み方があるのです。そして、今回は、ドリッパーで淹れる前提ですが、器具しだいで、選択しが増えることでしょう。
そこから、使用する豆の特性まで追加すると、まだまだ増えます。奥が深いコーヒー。だからこその楽しみがあるのかもしれません。
僕のレシピを紹介!
僕は、基本、豆にあわせてレシピを変えて修正します。しかし、基本的なレシピがあり、それをベースとしています。ので、今日は、そのレシピを紹介致します。
- 挽き目:中挽き
- 粉:20g(一人前10g)
- お湯の量:300g
- お湯の温度:92℃〜94℃
- 抽出時間:3分(蒸らし含む)
- 使用しているドリッパー:ハリオのV60
以上が基本的なレシピとなっています。これをベースとして、豆に応じて調整しつつ、ときには器具を変えたりして飲んでいます。
ついでに、最近もっとも美味しかったのは、UCCの『ゴールドスペシャルブレンド』の粉で、スタバのソロフィルターといわれるドリッパー器具を使ったバージョンです。
このスタバのソロフィルターは、使用する粉の量とお湯の量が固定されており、粉10gでお湯の量180mlとなっています。粉を増やすとお湯が目詰まりを起こしてしまうので、この『粉10gでお湯の量180ml』は、固定となっているドリッパーです。10gで、ドリップするのは、難しく、このスタバのソロフィルターは、便利ですので、おすすめです。配合的にコーヒーエキスが少し薄くなるかもしれませんが、朝などには、ぴったりかもしれませんね。では、今日は、この辺でまたお会いしましょう。