2009年07月09日
MacOSXのウィルス対策
Macユーザの方で、ウィルス対策ソフトに代表される、
セキュリティ関連のソフトを導入されている方は、
意外と少ないのではないでしょうか?
WindowsPCには、必ず対策ソフトを導入するようにしているのですが、
いざMacとなると、そもそもウィルスいそうにないし、大丈夫じゃない?
みたいな感じで、気にしてはいるものの、
あまり積極的に調べてみようとは考えませんでした。
先日、 ウィルス対策ソフト についての記事を書いたこともあり、
今回はちょっと気になるMac版の対策ソフトウェアについて調べてみました。
Macのセキュリティについて調べていたところ、
ちょうど、今秋に発売が予定されている、
ウィルスバスター2010ベータ版 for Mac のテストプログラムが
公開されていましたので、さっそく利用してみました。
インストールしてみての感想ですが、
管理画面がとてもすっきりとしていて好印象でした。
最近のウィルス対策ソフトは、なんでも機能を搭載しすぎていて、
その分設定項目などが多くあり、直感では操作しづらいものがありますが、
ウイルスバスター は、シンプルでとても操作がしやすい気がします。
どんなに豊富で便利そうな機能を搭載していても、
複雑で操作が面倒な管理画面は、誰も見たくありませんからね(苦笑)
さてさて、今までこのMacPCには、
ウィルス対策ソフトを導入したことが無かったので、
一番気になるウィルスの存在ですが、
ドキドキの検索を実行してみました…。
システム全体で約19万ファイルほどあったので、
スキャン終了まで1時間前後かかりましたが、
その間、他のソフトは通常通りにサクサク動きます。
今までは動作が軽い!と評判のソフトウェアでも、
他の作業と同時処理させると、やっぱり動作が重くなるため、
PCを使わない深夜に検索処理を実行したりと、
多少の使い勝手の悪さを感じていましたが、
ウィルスバスター2010ベータ版はかなり軽いです。
今まで利用したソフトウェアの中ではダントツの軽快度です。
思わず感動してしまいました。
そして、気になる検索結果ですが…。
1件の脅威が見つかりました。 Σ(jдj)がびんっ
何やらワームタイプのウィルスらしいのですが、
どんなウィルスなのかを名前の部分のリンクをクリックして、
TrendMicroのウェブサイトにて確認してみます。
今回見つかったのは、オートランというワームみたいですが、
感染対象システムを見たところ、Windowsに感染するプログラムのようです。
以前に、MacOSX上に仮想環境を用意して、
開発用のWindowsを動かしていたことがあるため、
その中に紛れ込んでいたワームを検知したようです。
なかなか心強いっす。
さて、今回試してみましたウィルスバスター2010ベータ版ですが、
使い勝手、処理の軽快度と、想像していたよりも、かなりの高評価です。
特に、他の作業を邪魔しないプログラムの軽快感は、
他社製品を利用中の方にもおすすめできる、
イチオシの部分だと思います。
あとはお値段の問題だけでしょうかね?(笑)
ウイルスバスター2010ベータ版について気になる方は、
下記のサイトにてベータ版プログラムの評価が行えますので、
確認されてみては如何でしょうか。
TREND MICRO ベータコミュニティ
★ウィルスバスター2009の確認・購入はこちらから
(2009はMacOS非対応です)