用事があり東武鉄道伊勢崎線小菅まで行き、同駅で下車した直後、先ごろ定期運行が終了した同社350系の浅草への団体送り込みを見ることができました。
350系は、もともと伊勢崎線系統の座席指定急行(現在は特急)「りょうもう」用に昭和49年に登場した1800系として作られました。
その後平成3年に「りょうもう」が現行の200系に段階的に置き換えられたさい、日光線系統の座席指定急行「きりふり」「しもつけ」「南会津」に転用改造されたさい、350系に改番されたものです。
1800系時代は明るい赤にアイボリーの帯をしていましたが、350系になってからは100系「スペーシア」に準じた明るい塗装となりました。
350系による座席指定急行はその後特急に格上げされスペーシアを補完補佐してきましたが、500系「リバティ」の登場や利用減による運行縮小があり、この春のダイヤ改訂で定期運行終了と相成ったものです。
当面は団体用で運行の機会はありますが、早いうちの記録をおすすめいたします。
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