【ブック放題】
Flamingosis、ニュージャージー州出身のトラックメーカー・プロデューサー
彼を知ったのは、昨年リリースされたbandcampのフリーアルバムである。
80年代ディスコを匂わせるが、どこかゆっくり柔らかいサウンドを感じる。ありそうでないビート、サンプリングならではの良さが光るアルバムに強く衝撃を受けた。
彼のツイッターから伝わってくるのが、日本、特に 日本のアニメ文化へのリスペクトである。
girl, we go together like lofi hip-hop & anime
— A Groovy Thing (@MrFlamingosis) 2018年2月6日
lo-fi hiphopとアニメとの繋がりを述べていている。
韓国出身のFuture Funkを中心としたプロデューサー、 YOUNG BAE氏との共作はミリオン再生を記録している。この頃からFunk調のビートが世界的なトレンドとなっている。
特に日本の90年代アニメの映像がコラージュされることが多く、アニメ内のセリフがサンプリングされる。この流れは現在も衰えを知らず、古き(?)日本文化の採掘とリメイクは非常に海外ウケが良いと感じられる。というか、この手のサウンドはYouTubeでよく見られるが、日本人のコメントはほとんど見られない。不思議。セールスというよりは、世界に発信し拡散していく目的で配信されることを目的とした音楽なのだろうか休日のの昼下がりに読書しながら聴きたい。
日本人にこそ聞いてほしいchillでlo-fiな音楽である。
彼の制作ペースは早く、soundcloudにもガンガンあげているのでチェックしたい。来日する機会があったら是非見に行きたい。
公式サイト?
http://www.flamingosis.com/music/