先週日、長野でのもう一つの活動先である飯田市に行ってきました。
正確には市内を離れた遠山郷ですが…。
目的は、霜月祭(12/1-15)で私は応援団活動をしている下栗系上村の霜月祭のお手伝いです。
元々このエリアを知るきっかけは、長野県が主催するおためしナガノ及びときどきナガノというイベントでした。
天空のビュースポットから見る景観と、特産の下栗芋に魅力を感じ、農業(なんて呼べるものではないレベルですが)含めた地元の応援団として不定期に活動していました。
その中で、そもそもなぜこのような山中の斜面を開梱し暮らし始めたのか? 等など背景に強い興味をもつ中で興味を持ったのが霜月祭でした。
遠山郷、霜月祭も検索すれば詳細は出てきますので、私が興味を持った点、実際参加してみて改めて不思議に感じた点をあげますと
…。
・発祥時期不明(地元の方いわく八百年)
・祝詞、般若心経、怨霊調伏…神仏混交
・前日の宵祭、朝から翌朝まで続く本祭
・湯かけ
など、文化的にも宗教的にも、そして純粋な好奇心を刺激される要素が多かったです。
私は応援団の延長で参加したつもりだったのですが、今年から霜月祭に対するボランティアを別途募集していたようで、それを知らずに参加した村の人と私で認識齟齬があったりしました…。
祭祀の道具作りを教えてもらったり、〜の湯という際しに参加してやり方を教えてもらったり…??という事、多数ですが勉強にもなりまた来年もお手伝いする事を終了後に約束し帰路につきました。
このような伝統文化は、各地域ともに過疎化・高齢化により今後加速度的に失われていくことと思われます。
私は特にITという新しいツールを使い、古いものを作り変えていく事でより便利に…と考える仕事についています。
同列で語るべきことではないでしょうが、それはそれとして、文化として変わらないものの大切さに触れられたと感じています。
自分の手の届く範囲で、やれる事を今後もやっていければいいなと思います。
参加者としてだけではなく担い手も募集してるようですので、興味を持たれた方は一度足を運ばれてみてはどうでしょうか。
ではでは。
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