2024年 9/14 - 9/16 の週末の結果です。
9月14日(土)
・阪神ジャンプS(J・G?V)
1着 01.サペラヴィ ( 3番人気 )
2着 02.テイエムタツマキ ( 2番人気 )
3着 03.ネビーイーム ( 1番人気 )○
サペラヴィ号が重賞初制覇です。おめでとうございます。
1Fの平均タイムは、13.2秒。
・コルドゥーン号は、1周目2号障害〔ハードル〕着地時に転倒したため競走中止。
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9月15日(日)
・ローズS(G?U)
1着 02.クイーンズウォーク ( 2番人気 )( 指数 1番手 )
2着 04.チェレスタ ( 7番人気 )( 指数 7番手 )
3着 10.セキトバイースト ( 10番人気 )( 指数 4番手 )
前半1000mは、60.3秒。後半1000mは、59.6秒。
■レース展開■
今年のローズSは中京競馬場です。
本番へ、どうつながるか。
チェレスタ、ラヴァンダ、レガレイラあたりがスタート遅れ。
レディーヴァリューが好スタート。
セキトバイーストが先頭へ。
チェレスタは番手。
クイーンズウォーク中団から。押さえ気味です。
タガノエルピーダ掛かり気味。
セキトバイーストが後続を離して逃げる。
残り200m、セキトバイーストが先頭も差がなくなる。
外から一気にクイーンズウォーク。
そのまま差し切って優勝。
二着はセキトバイーストを交わして、チェレスタ。
■短評■
・クイーンズウォーク
さすがにオークス四着馬。四角回って、外目にだしてからの反応がすばらしかったですね。本番にむけて、試走は良しです。
ゲートの出方次第で彼女がどういう走りをしたいかを優先しつつ、リズムを取ってレースを進めました。
今日は前哨戦のつくりということで目一杯ではありませんでしたが、ここを使ってさらに状態が上向いてくるようにと無理をしないレースの組み立てで、このような結果を得ることができました。
デビュー前からポテンシャルの高さを感じていましたが、ひと夏を越して体幹がしっかりとしたことでバランスを取って走れるようになり、いい成長を見せてくれています。
・チェレスタ
最後差されてしまいましたが、粘る逃げ馬を交わして、二着に。成績は安定しています。初重賞でこの結果は良いですね。次はG?Tへ。
状態は良くなっていた。
・セキトバイースト
先手を奪っての逃走劇。距離がどうかといったところでしたが、こなしていました。これで秋華賞へのメドがたったのではないでしょうか。
うまく夏を越せて、距離に対しての不安はあったけど、デキに関しては自信があり強気に乗った。
4角でも反応があって、これで差されるのかと思ったけど、上位2頭は強かったですね。
春から世代上位の力を見せていたし、2000メートルをこなせたのはよかった。
・タガノエルピーダ
最内を回って、粘る前の馬をじわじわ追い詰めました。久々の分、少しかかっていたか。次に期待です。
3〜4角で悪いところに入り、出すに出せなかった。
最後までしっかりと走ってくれたし、力のある馬で巻き返せると思います。
・レガレイラ
最速の脚で上がってきてはいましたが、届かず。雨の影響か久々か。さすがに位置が後ろ過ぎたでしょうか。
いつも通りスタートが速くなく、特に15番枠でいいポジションが取れなかった。
途中の感じは良かったけど、ペースが上がらず中京で後ろからでは厳しかった。
それでもラスト400メートルはいい脚。
目標はG?Tだし、休み明けとしてはいい内容だった。
・カニキュル
2コーナーでもそうでしたが、直線も含めて、フワフワした走り方でした。久々が影響したか。
1〜2角でリズムが崩れてかかってしまった。
器用さがない分、立ち回りがうまくいかなかった。
・オーロラエックス
直線では内を選択しましたが、伸びきれず。
前半不利を受け、この馬の能力を出し切れなかった。
・フレミングフープ
最後の直線でつまずきましたかね。そこからギクシャクな走りになってしまいました。
直線に向いてあまり伸びなかった。
馬場が影響しているのかよく分からないね。
勝ち馬をマークして完璧なレースだったんだけど。
1Fの平均タイムは、11.99秒。
最速上りタイムは、レガレイラの33.1秒。
・カニキュル号の戸崎 圭太騎手は、2コーナーで外側に斜行したことについて戒告。(被害馬:3番・7番)
三着までの馬に秋華賞の優先出走権が与えられます。
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9月16日(月)
・セントライト記念(G?U)
1着 01.アーバンシック ( 2番人気 )( 指数 2番手 )
2着 08.コスモキュランダ ( 1番人気 )( 指数 2番手 )
3着 06.エコロヴァルツ ( 3番人気 )( 指数 3番手 )
前半1000mは、60.5秒。後半1200mは、71.1秒。
■レース展開■
スティンガーグラス、アスクハッピーモア、アーバンシックがスタート遅れ。
エコロヴァルツがなにか驚いて、横っ飛びしてます。
それの影響かログラール、コスモキュランダがたちおくれ。
好スタートは、ヤマニンアドホック。
前はエコロヴァルツいくも、ヤマニンアドホック押さえきれずに先頭へ。
アーバンシックは中団後方。
その外にコスモキュランダ。
三角前でコスモキュランダが外から上がって行きます。
四角まわって先頭に。
内からは、エコロヴァルツ。
しかし、後ろからアーバンシックが抜群の脚。
最後は突き放して、アーバンシックが優勝。
■短評■
・アーバンシック
道中では中団後方で大人しくしていました。内を回ることによって、先に行ったコスモキュランダとの差を縮めました。コーナーでばらけたところをうまく外にだして突き抜けました。春の借りを返したといった感じ。今回は完勝でした。でも、少し首は高い感じです。
能力があるので自信はありました。
大人になっていい競馬ができると思っていたし、最後はすごくいい脚でゴールまで伸びてくれた。
まだ良くなると思うし、距離が延びても持つと思う。
・コスモキュランダ
やはり持ち味のロングスパートです。しかし、スタート時と外々回ったところで、差がついてしまったか。あの勢いでこられては、粘れないですね。もう少しペースが流れてくれればといったところか。しかし、力はあります。
いい競馬をして頑張ってくれたが勝った馬が強かった。
自分の競馬をして、直線では負けないと思ったけど仕方がない。
馬体重はさほど変わらなかったけど春に比べて中身がしっかり入ってきた。
・エコロヴァルツ
悪くない競馬でした。スタートで何かに驚いてしまいましたね。それでも三着は確保。上位二頭とは、差がありましたかね。
やりたいレースはできたし折り合いもついた。
成長も感じたし、久々だったけど次につながるレースはできた。
・ヤマニンアドホック
ちょっと掛かり気味でしたが、押さえずにいったのがよかったです。最後まで粘りました。
ガツンとハミを取る形でハナに立ってしまい、その後はハミも抜けて走れたけど真面目過ぎる感じはある
それでも頑張ったし力もあるけど、距離は2000メートル以下がいいのかも。
・スティンガーグラス
上位四頭から離されてしまいました。いい脚は使っています。これからですね。最後ちょっと狭くなったところもありました。
一完歩めをポコンと出るのでどうしてもレースが限定されてしまう。
道中のリズムも良くもっと弾ける雰囲気だったが、体の割に非力で伸び切れなかった。
パワーが備わって成長すれば楽しみな馬。
・アスクカムオンモア
スティンガーグラスと併せ馬の形で上がってきました。最後首を振ったり、内へ外へとイヤイヤしてしまったか。
乗りやすい馬でもう少し楽についていけるイメージだったけど、今日に関しては終始促す感じだった。
使ってからのほうがいいタイプなのかも。
・エコロレイズ
いい展開でしたが、伸びきれず。
スタートも決まってメンタルの成長は感じた。
今日は強いメンバーを相手にしっかり勝負をしての結果。
1Fの平均タイムは、11.96秒。
最速上りタイムは、アーバンシックの34.0秒。
三着までの馬に菊花賞の優先出走権が与えられます。
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□海外競馬□
9月14日(土)
・アイリッシュチャンピオンS(アイルランドG?T)
8頭立て
1着 05.エコノミクス(GB)
2着 01.オーギュストロダン(IRE)
3着 08.シンエンペラー(JPN)
4着 06.ロスアンゼルス(IRE)
5着 05.ゴーストライター(GB)
3着 シンエンペラー
矢作 芳人調教師のコメント
「クールモアが4頭でうちが1頭だったので、予想通り厳しいレースになりました。日本では暑くて状態が上がらない中、フランスに来て徐々に状態を上げて、7、8割の中で頑張ってくれたと思います。アイルランドには勝ちに来ているので3着というのは悔しい結果ですが、次に向けては良いレースだったと思う部分もあります。シンエンペラーはダービー以来の休み明けでしたが、適性のある馬を連れてくれば十分通用するなという手応えは掴めたと思います。馬の無事を確認してからにはなりますが、次走の凱旋門賞に向けてしっかり勝てるよう、スタッフ一同頑張っていきたいと思います。遅くまで応援していただきありがとうございました。」
坂井 瑠星騎手のコメント
「厳しいレースになりましたし、勝てなかったのは悔しい気持ちです。その一方で、素晴らしいメンバーが揃った中で、凱旋門賞に向けて決して悲観する内容ではなかったと思います。次の凱旋門賞に向けてしっかり準備をして、更に良い結果を出せるように頑張ります。遅い時間まで応援いただきありがとうございました。」
ーレース映像ー
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