2022年10月04日
2022年 凱旋門賞 回顧
2022年10月2日 凱旋門賞の回顧です。
2022年10月2日 フランス。
どんよりとした天気。
前日の天気の影響で、馬場は重馬場。
現地発表では10段階で7番目に重い「TRES SOUPLE」。
当日も今にも雨が降り出しそうな天気。
第101回 凱旋門賞。
今年はフルゲート20頭の参戦。
日本からは4頭の参戦。
ステイフーリッシュ、タイトルホルダー、ディープボンド、ドウデュース。
海外馬は、
前年の優勝馬、トルカータータッソ。
七連勝中(G?T五連勝)、アルピニスタ。
タタソールズGC優勝馬、アレンカー。
ソードダンサーS優勝馬、ブルーム。
バーデン大賞優勝馬、メンドシーノ。
仏ダービー、エクリプスS優勝馬、ヴァデニ。
愛ダービー優勝馬、ウエストオーバー。
パリ大賞優勝馬、オネスト。
愛チャンピオンS優勝馬、ルクセンブルク。
欧州最強の呼び声高い、バーイードは回避したものの、錚々たるメンバー。
日本からもファンが応援に駆け付けた。
パドック周回中にゲリラ豪雨のような雨が降る。
各馬入念な打ち合わせ、返し馬をこなす。
ゲートイン完了。
スタート。レースが始まる。
まずはタイトルホルダーが押して、先頭を取りにいく。
ディープボンドも好スタート。
アルピニスタがディープボンドのやや後ろ。
ステイフーリッシュは中団。ドウデュースは後方。
各馬がぎっしりと一団になって進む。
タイトルホルダーは気分良く先頭を走るも、外からブルームが二番手でマーク。
雨はかなり降っている。
前半の1000m通過は63秒96。
タイトルホルダー、ブルームの二頭が後方を離して逃げる展開。
フォルスストレートに入る。
タイトルホルダーは楽な手ごたえ。
外のブルーム鞍上の手が動く。
内からは芦毛のアルピニスタがスルスルと上がってくる。
ディープボンドも手が動き始める。
各馬が追い上げ態勢に入る。
最後の直線。
タイトルホルダーが単独先頭。鞍上がここぞとばかりに仕掛け始める。
残り400m。
まだタイトルホルダーが先頭だ。
アルピニスタが馬なりのまま、タイトルホルダーに迫る。
残り300m。
タイトルホルダーが交わされ、アルピニスタが先頭。
ヴァデニも間から伸びてくる。
タイトルホルダーは完全に脚が止まってしまった。
アルピニスタが先頭。
二番手はヴァデニとアルハキームの競り合い。
その外から、前年の覇者、トルカータータッソが強襲。
残り100m。
アルハキームが脱落。
トルカータータッソに影響され、ヴァデニも一緒に追いあげる。
鞍上の必死のスパートにアルピニスタが応える。
二頭が並んで迫るも、アルピニスタが先頭でゴール。
アルピニスタが欧州の頂点に立った。
G?T六連勝。
5歳の牝馬が優勝したのは、85年ぶり2頭目。(1937年のコリーダ以来)
牝馬としては、エネイブル以来。
重馬場の超力のいる馬場での牝馬の勝利。
ハイパワーの塊。
タイムは2分35秒71、上がり39秒91
最速の上りでも、ヴァデニの39秒39。
日本の馬場とは全くちがう馬場です。
日本馬は、
11着タイトルホルダー
14着 ステイフーリッシュ(日本)
18着 ディープボンド(日本)
19着 ドウデュース(日本)
日本馬にはかなり厳しい結果となった。
ーーーー
アルピニスタ号 Alpinista(GB)
父 Frankel
母 Alwilda
母父 Hernando
馬主 Miss K Rausing
調教師 Mark Prescott
騎手 Luke Morris
生産 Miss K. Rausing (GB)
勝ち鞍
凱旋門賞(G?T)
ヨークシャーオークス(G?T)
サンクルー大賞(G?T)
バイエルン大賞(G?T)
オイロパ賞(G?T)
ベルリン大賞(G?T)
ーーーー
【凱旋門賞全着順】
01着 アルピニスタ 2:35.71
02着 ヴァデニ
03着 トルカータータッソ
04着 アルハキーム
05着 グランドグローリー
06着 ウエストオーバー
07着 ルクセンブルク
08着 ブルーム
09着 アレンカー
10着 オネスト
11着 タイトルホルダー(日本)
12着 メンドシーノ
13着 ミシュリフ
14着 ステイフーリッシュ(日本)
15着 マレオーストラリス
16着 シリウェイ
17着 バブルギフト
18着 ディープボンド(日本)
19着 ドウデュース(日本)
20着 モスターダフ
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