陸軍の皇道派青年将校が武力による政治改革を目指し、
下士官・兵を率いて起こしたクーデター事件のこと。
内大臣斎藤実・蔵相高橋是清・教育総監渡辺錠太郎らを殺害し、
国会議事堂・首相官邸周辺を占領した。
翌日27日から東京市に戒厳令が公布され、29日に鎮圧された。
将校の大半は死刑になった。
この事件により、日本陸軍内の派閥である「統制派」を中心とする
軍部の発言権が強化されるようになった。
しかし死刑や法改正は、本質的な解決ではないという教訓を含む。
(参考) https://benesse.jp/contents/history/ninirokujiken/
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