あなたがこれまでに「おめでとうございます!あなたは、私たちのウェブサイトの100万人目の訪問者です」というバナーや、美しい女性が全面に載ったオンラインゲームEVONYの広告や、Chikitaの広告に載ったダレン・ロウズ(Problogger)の顔を見たことがあれば、目立つことが多くのクリックを獲得する秘訣だと思ったかもしれない。画像やフラッシュ広告ではそうかもしれないが、これはアドセンスには当てはまらないのだ。
何らかの目立つもので訪問者の注意を引くと、そこから2つうちどちらかのことが起きる。彼らがするかもしれないことの最初の1つは、私たちの多くがオンラインバナーに対して持っている“盲目さ”が理由で、無意識にその広告を無視することだ。もう1つの可能性は、ユーザーはその広告に意識的に注意を払い、自分が興味のあるものかどうかを決めるのだ。
この2つ目の選択肢によってクリックを獲得しいくらかの利益を得ることができる中、私は、その広告がサイトの一部のように見えれば広告はもっと高い CTR(クリック・スルー・レート/クリック率)を獲得できるということに気が付いた。私が買ったサイトは、サイト全体の背景は白だったが、広告の背景色には濃いグレーを使っていた。背景色を変えただけでCTRがおよそ2%から確実に3.5%にまで上がったのだ。
去年のいつだかにGoogleは、表示する広告内のフォントの種類やテキストのサイズを変更できるようにした。私は、そこでミディアムサイズの Verdanaを使い、サイト内のフォントもCSSで微調整して全く同じに見えるようにした。これによって、CTRは4%を超えた。つまり、このたった2 つのシンプルな変更が、サイトが生み出す収入を簡単に倍にしたのだ。
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