◯C型肝炎とは
C型肝炎とは、C型肝炎ウイルスによって肝機能障害を引き起こしてしまう病気の事です。
基本的には、性行為によって感染するというよりは、血液によって感染してしまうケースの方が圧倒的に多いでしょう。
あえて性行為の際に感染する危険性あるとすれば、女性が生理中に性行為をする事や、アナルセックスによって、出血がある場合に感染する可能性が高くなるでしょう。
B型肝炎との違いは、症状は似ているものの、急性肝炎が重症化する危険性がC型肝炎の方が低いところでしょう。
またC型肝炎ウイルスに感染しても、自覚症状がほとんどないという方もたくさんおられます。
◯C型肝炎の症状とは
C型肝炎に感染してから、3ヶ月ほどで症状が出てくることがあります。
このウイルスによる症状は軽度であり、多くの方が感染している事に気が付かないケースが多く見られますが、食欲不振や倦怠感などがC型肝炎の主な症状です。
気づかないまま症状が進行してしまうと、慢性化してしまい、肝硬変や肝臓がんへと移行してしまう可能性もあります。
慢性化率は80%と非常に高くなっていますので、早期の発見と適切な治療が必要でしょう。
日本の肝臓がん患者の60%は、C型肝炎から始まっているという点も見過ごすことはできません。
とはいえ、医療の進歩と共に、C型肝炎を体内から追い出すための治療が見つかっているため、病気を放っておかなければ、大きな問題にはならなくなってきています。
◯C型肝炎の感染方法
C型肝炎の感染は、主に血液を介して発生するため、性行為自体によって感染する事はまれと言えるでしょう。
性行為よりも、医療器具の使いまわしや、タトゥー器具の消毒がきちんと行われていないために感染する確率の方が高いでしょう。
性行為中の感染の場合、アナルセックスによって粘膜が傷ついてしまい血液感染する事や、女性の月経中の性行為が原因となるでしょう。
C型肝炎についての詳しい説明
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image