夏の甲子園開幕にあたり、参加各校の選手・関係者が事前にPCR検査を受診した。
その結果 帝京第五(愛媛) 浜田(島根) 有田工業(佐賀) 九州学院(熊本)の4校の選手に陽性判定が出た。
大会開幕前・組み合わせ抽選会前ということもあり出場辞退という処理ではなく、初戦最後の日程に当たる大会第7日にこの4校が入るように組み合わせを考慮する、ということらしい。
Twitterやヤフコメなどの諸SNS関連のコメント欄では様々な意見が飛び交っている。
日程的に有利な後半組に入ることは不公平だの、出場辞退させ各県の準優勝校を出場させろだの、そもそも大会自体を中止にしろだの。。。
所謂残念な”コロナ脳”の見るに耐えない罵詈雑言が溢れていた。
現に選抜では出場が決まっていた京都国際がコロナ陽性判定のために辞退をし、代替出場を果たした近江は準優勝する躍進を見せた。
補欠校にチャンスを与える機会ではあるが、そもそも各府県に1代表という夏の形式を選抜と同列に語ることはおかしい。地方大会での成績が反映される選抜では3位校、4位以下校にも出場チャンスというものはあり、だからこそ事前に『補欠校』が設定されているのだ。夏にはそれがない。私は準優勝校を代わりに出場させろという意見には大反対である。
日程的に不公平、という意見はもはや仕方がない。
高野連も、「困っているときはお互い様」とのコメントを残しており、それは高校野球が求めるスポーツマンシップの反略だ。
昨年の宮崎商業や東北学院、選抜の広島商業のような開催中の辞退校が現れないことを祈るばかりだ。
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