突然ですが、私自身、この病気と
向き合い早12年が経ちます。
よく就職面接で障害者雇用ですと
当然ながら「病気の事、どんな時に症状が現れるか、
対処法は何かって」よく聞かれます。
そこで私なりにお答えします。
・私は、気分が上下する感覚を覚えます。
出来る時はできると思いこみ無理をしすぎる、できないときは本当に
自分はダメなんだと本当に思い込みます。これは躁鬱病のもっとも
大きい特徴でもあります。そこでその波をコントロールするために
精神安定剤や万が一、息苦しいとか嫌な事が頭から離れない
時の発作を抑える頓服薬(とんぷく)を飲みます。
・症状としては、物事に打ち込みすぎるとき
、必要以上にやるときに起きます。相手を見返そうと
資格取得をしたり、勉強をしたりしてかえってそれで
健康を害したり、自分はできると思い睡眠不足や肝心な仕事
で集中力が低下して帰って出来なくなったりします。
機械でいえば、熱暴走を起こすまで動かして結果的に
故障してしまう状態です。
・対処法としては、2つ。
1つ、まずは落ち着くことを前提にします。水を沢山飲む、目を閉じて瞑想する。
どうしても無理なら頓服薬を飲みます。
2つ、趣味である水泳や過去の頑張ったマラソンや運転免許取得の時の
ことを思い出します。苦しい波ではあるけれど、その時は我慢するだけで
なくて、やるときにスピードを落として、体力を蓄えてから少しずつあげる。
越えたときの喜びを想像することをします。
補足として現時点では波はほとんどなくなりました。
ただ、いやな電話(勧誘や苦手な人)や迷惑メールがくると発生する傾向があります。
その時は、平然とした態度でもって「構うのはいいが、私は距離をおく。付き合いきれん時
は付き合えんとはっきり断る。メールも徹底的に迷惑メール通報センターにメール通報。
私はどんな時でも幸せだ、何が起きても次の日はとても良い事が起きる」
とつねに考えております。
長い文章ではあります。
もしかしたら障害者雇用で採用面接や
自己分析というのを支援機関や病院からしなさいという
時、意外と分からないと思いますし、戸惑いを覚えます。
人間って自分の負の面を見る事に抵抗は感じてしまいます。
難しい作業でもあります。
ですが、この作業はとても重要でもあります。
それでも考えるのは人によって、障害によっては
本当に難しい作業でもあります。
もちろん健常者の方でも就職面接や自分の短所
という所でも多いに参考となるはずです。
少しでもお役に立てたら幸いです。
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