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2020年04月20日

安部公房『砂の女』



安部公房の実存主義文学。

東京から遠く離れた砂丘の村に昆虫採集に来た男が、村から隔離された砂の穴の中の一軒家で女と生活をすることになる物語。

勅使河原宏監督によって映画化もされていて、主演岡田英次、岸田今日子、脚本安部公房、音楽武満徹という布陣。
posted by kaz at 12:37 | TrackBack(0) | 小説

2020年04月13日

カミュ 『ペスト』



新型コロナウイルスのパンデミックから、フランスの作家アルベール・カミュが1947年に発表した小説「ペスト」が、国内外で売れているそうです。

新型コロナと同じくペスト菌という見えない敵による不条理と戦う人間模様から、多くの教訓も汲み取れると思います。

参考
名著77 カミュ「ペスト」:100分 de 名著
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/77_camus/index.html
「ペスト」はナチスドイツ占領下のヨーロッパで実際に起こった出来事の隠喩だといわれる。過酷な占領下で、横行した裏切りや密告、同胞同士の相互不信、刹那的な享楽への現実逃避、愛するものたちとの離別等々。カミュ自身がレジスタンス活動の中で目撃した赤裸々な人間模様がこの作品には反映している。それだけではない。「罪なき人々の死」「災害や病気などの避けがたい苦難」「この世にはびこる悪」……私たちの人生は「不条理」としかいいようのない出来事に満ち溢れている。「ペスト」は、私たちの人生そのものの隠喩でもあるのだ。





関連
感染症と人類の文明の発展について書かれたノンフィクション。

ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』
posted by kaz at 12:51 | TrackBack(0) | 小説

2020年01月13日

半沢直樹2

6年半ぶりの続編ドラマが2020年4月からTBS日曜劇場で放送されます。

2の原作は、池井戸潤氏の『ロスジェネの逆襲』と『銀翼のイカロス』です。


大仕事を片付けるも出向の憂き目にあう半沢直樹。子会社・東京セントラル証券での初仕事は、大きな収益が見込まれるIT企業の買収案件のはずも、それを小狡く横取りに来たのは、まさかの親会社・東京中央銀行だった。世の中以上に、会社をアテにできないピンチ連続の半沢、若い部下らと奴らに何倍返しできるのか?



腐った大航空会社が抱える七百億円の借金を、銀行は帳消しにせよ。政府主導の再建チームによる無茶な御達しを、受けて立つのは半沢直樹。拒絶するのが道理と思いきや、銀行上層部は生返事。かくして四方八方と全面対決に。図らずも掘り起こしてしまった行内のアンタッチャブルが、ある波乱の引き金になるとも知らず!


posted by kaz at 22:18 | TrackBack(0) | 小説
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