比較的高めの査定金額で客を釣って契約を結ばせ、あれこれと理由を付けてそれよりも大幅に低い額での買取を強要してきます。
そんな金額では買取には出せないと言うと、車は既に手元にないと言って、運送や保管にお金が掛かったからなどと言ってお金を請求するという手口も確認されています。
より単純な例としては、車を渡したのにいつまでたっても代金が振り込まれないという詐欺もあります。
車の査定というと、以前は何か煩雑なものというイメージがあるものでしたが、誰もがネットを利用する世の中になってからは大変簡単なものとなっています。
スマホやパソコンですぐに車査定サイトにつなげて、そこから査定の申し込みができます。
サイトを訪れることができるスキルがあれば、あとは難しい点はないでしょう。
車種やメーカー、年式などといった基本情報と、連絡先などを画面に打ち込むことで複数の会社の査定額がわかるようになっています。
忙しくてなかなかじっくり時間がとれないという人もスマホ、タブレットといった機器を利用することで、通勤途中や休憩時間などの限られた時間を使って、査定を申し込めます。
車査定では、走行距離の長い車であるほど評価が下がると考えられます。
走行距離10万キロを超えた車は、どんなに希少価値のある車であっても査定価格ゼロの可能性を予想しておくべきでしょう。
同じ走行距離で、乗った期間が長いものと短いものを比べると、短いほど査定では不利になります。
短期間でより多くの距離を走ったと判断されるのが普通です。
ボディカラーの如何によって、中古車の査定額は大きく変動します。
定番カラーの白や黒はいつでも安定して人気があるため、査定時にプラスの評価が出ることが多いです。
さらに、定番カラーであるシルバーはボディーなどの汚れが目立たないのでもっとプラス査定がつきやすいのです。
それとは逆に、これら以外の色では、プラスの評価をつけてもらうのは厳しいです。
流行のボディカラーだとしても、流行っている時期は短くて、買取から売却が成立するまでの間に流行が廃れているかも知れないからです。
車を手放す際に、車検の残り期間がほぼそのまま残った状態では、査定金額に上乗せされることが多いでしょう。
でも、車検の有効期間が一年を切ってくると価値もドンドン下がっていって、車検の残り期間が数ヶ月となると見積額に影響することはほぼなくなるのです。
しかし、中古車査定額を高くしたいがゆえに車検が終了した直後に車を手放すことはあまり意味がありません。
もし車検の有効期限まで2年間残っていたとしても、車検にかかる総費用分以上に査定金額の上乗せはないからです。
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