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2020年06月04日

車の走行距離にも目安があり、走行距離

車の走行距離にも目安があり、走行距離数の多い車は業者の査定ではマイナスとなります。


あくまでも業界のセオリーではありますが、5万キロ超走った車は多走行車という扱いでマイナスがつきます。


極端なところでは10万キロ以上走った車は過走行車と言われ、値段がつけられないと言われることも多いです。


ただ、車が全く売れないというものではありません。


ここは視点を変えてみましょう。


過(多)走行車や事故車などを扱う専門業者でしたら、パーツや部品ごとに細分化して見積りを行い、きちんと価格をつけて買取りしてくれるはずです。


車を査定してもらうときには車検証だけあれば良いのですが、現実にその車を売却する際には何点か書類を用意することになります。


一般的な普通自動車の売却に際しては車検証以外に実印および印鑑証明書、自賠責保険証やリサイクル券、納税証明書を用意することになります。


仮に納税証明書をなくしてしまった場合には、軽自動車と普通自動車では納税証明書の再発行を依頼する場所が違うことを知っていると良いでしょう。


普通自動車に関しては県などの税事務所で再発行してくれますし、軽自動車の場合には市役所などがその窓口になります。


誰でも車の査定では、可能な限り高値をつけてもらいたいものですが、そのための話の進め方がありますので、簡単に説明します。


まず最初に、いくつかの業者にあたって、見積もりをもらいましょう。


この時点ではまだ、価格交渉はしません。


そしてそれらの中から一番高い金額を目安として業者との話を進めるようにします。


これがうまくいくと、見積もりで出た最高額以上の値段を業者から引き出せることもあるでしょう。


ですが、こういったやり方を繰り返すと、本気の交渉ではないと思われてしまうこともあり、それは都合が悪いですから、その辺の対応には注意が必要です。


業者に車を売却するときは、走行距離で値付けが大幅に変わってきます。


1年で1万kmというのがだいたいの目安で、5年で6万キロと3万キロの車があったときは3万キロのほうが高値になります。


このように走行距離だけに限って言えば、短ければ短いほど標準よりプラスの査定がつきますし、10万キロ近く走っているような車だとよほど希少価値のある車でない限り、買値がつきにくいと思って良いでしょう。


もっとも、これは単純な目安に過ぎません。


車の種類や状態によっても異なるので、迷ったら複数の会社に見積りを依頼してみると良いでしょう。


自家用車の買取サービスには、離島等でもない限り手数料はかかりません。


あえて必要な経費といえば、車の名義変更手数料でしょう。


通常は売主ではなく買主側で手続きしますので、その代行手数料を払います。


代行手数料の支払いは、買取価格から天引きしてくれる会社が多く、契約を締結したあとで営業担当者に支払う場合もありますし、現金の扱いを禁止している会社では後ほど指定口座に振り込むことになります。


また、手続きの際には売主側のほうで印鑑証明と住民票をそろえる必要がありますから、発行手数料(印紙代)がかかりますが、あわせて5?600円程度です。


郵送請求の場合は時間がかかることに注意してください。
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