取引に関する必要事項を記載したものが契約書で、各自が署名捺印すれば「納得したもの」と見なされ、効力が生じます。
事前説明と異なる契約内容になっていないかなど値段、手数料といった金額に関連した文言は注意しなければいけないのは言うまでもありません。
口約束は契約書の前には無力ですので、すべて目を通した上で契約書を交わすようにしましょう。
中古車の売却をする前にしておきたいことといえば、突き詰めるとたった2種類しかありません。
最初にしておきたいのは車の一括査定サイトなどを使った相場チェックです。
査定額が安いか高いか判断する基準がなければ、もっと高値で売れたのにとあとから後悔することもありますから、事前調査は欠かせません。
そして二つ目として、車の大掃除をしておきましょう。
車の外側はいつも通りの洗車で充分ですから、車内の掃除を頑張りましょう。
少しでも車内に匂いがあると、すかさず査定時に減点されてしまいます。
自動車売買に関する手続きの全てを他人に頼らずに自分の手で行える知識と時間があれば、自動車の売買は個人同士でした方が間に業者を介在させないため一番高値になりやすいでしょう。
一般人同士が車の売買をするときにトラブルを引き起こしやすいのが車の名義変更に関連したことと料金の支払いです。
車の名義変更に関しては、両方が話し合って決めた日までに必ず行ってもらうことを念書にしたためるようにして下さい。
料金の支払いに関しては、初回だけ払ってそれ以降は支払いをしないで逃げられることがないように、一括払いだけで対応することでトラブル回避できます。
どんな場合でも一緒ですが、「契約書」の中味を充分に把握することは、自動車売買のときに限らずにいろいろな売買契約を行う際に非常に重要になってきます。
サインと捺印をすれば、契約書に書いてあることは全部法的に効力を発揮します。
書かれている自動車の内容に問題はないか、金銭面で分かりにくい箇所はないか、じっくりと確認することが大切です。
ちょっとでも不安を感じたら納得するまで営業マンなどに質問して細かなことでも解決するクセを付けると良いかも知れません。
中古車の査定において、一度に多くの業者に予約を入れて出張査定に来てもらい、皆一様に車の査定をお願いする事を相見積もりと呼んでいます。
この方法を取ることによって生じる利点は、査定士同士の価格競争によって査定額の引き上げを狙えることです。
中古車買取会社の中には相見積もりを快く思わないところもあるのですが、嫌がらずに引き受けてくれる買取会社は車購入の意思が大きく、価格競争が激しくなると思って構わないでしょう。
相見積もりは車をなるべく高く売るために有効な手段です。
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