なので、新しい車を買ったディーラーにそのまま無料で引き取ってもらいましたが、その後、引き取りに出した私の車が結構な値段で売られているのを見ました。
それなら、私も車買取業者に査定をお願いして適正な売却価格を調べておくべきだったと心底後悔しているところです。
一般的に、買取専門店などに車を売った際に査定書は出してもらえず、査定書が欲しいと言っても出してくれないことが多いです。
例えば遺産相続に関してや、自己破産の際に必要になる資産証明などで査定額が分かる証明書が必要になった際には、JAAI(日本自動車査定協会)へその車の査定額を見積もってもらわないといけません。
JAAIは国内で50ヶ所以上の事業所を持っていて、車の査定には幾らかの料金が発生します。
さらに、少々面倒ですが、事前予約制となっているのです。
買取希望の車の査定基準は、車の内外の装備の状態や年式、走行距離や事故歴の有無などを調べます。
査定基準のうちで外装と内装に関していえば、買い取り店に行く前に念入りに掃除を行うことで多少なりとも査定金額はアップするでしょう。
事故歴の有無は嘘をついても査定士には直ぐに見抜かれますので、正直にハッキリと伝えましょう。
これらの査定基準を確認してから、その車のオークションでの査定相場を考慮して、買取希望者に示す見積金額を決定しているのです。
普通の中古車屋の場合、買取査定は無償というところが圧倒的に多いです。
しかしながら車を買うついでに同じディーラーで下取りしてもらうと、つい下取り額にばかり目がいって、査定代のほうまで気が回らないことがあります。
下取りの査定費用は下取価格から引くので、出費に気づかない人もいるようです。
無料査定が基本の中古車業者のCMなどを見た後には特にしばしば起こりうる失敗です。
だからこそ、下取り査定に取りかかる前に、手数料等の有無をあらかじめ確かめておくようにしましょう。
無償ではないことがわかれば、交渉によって下取額の増額や手数料の無償化も期待できるからです。
いままで乗っていた車を業者に売却するときは、査定前に掃除くらいはしておきましょう。
車の中は、初めての人を招くのと同じ気持ちで掃除すれば大丈夫です。
トランクルーム内の物品はどかしておいてください。
ボディやガラスが汚れているときは、ちょこちょこ拭くより水洗いが効果的です。
洗剤を使うのでもワックス入りのカーウォッシュで洗うくらいで充分です。
頑張って鉄粉落としなどを使いまくると、塗装に傷がついたり色ムラになることもあるので、清潔さを第一に考えてください。
屋内保管でも、走っていればホイール周りは汚れるのできれいにしておくと良いでしょう。
それだけで見違えるようになります。
営業さんも人間ですから、マイナス面を減らすことで少しでもプラスになるでしょう。
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