白色や黒色などの無難な定番カラーは安定した市場人気を持っているので、見積金額が高くなることが期待できます。
それから、シルバーの場合は定番カラーであることに加えて車体の汚れが目に付きにくいという利点があるので人気も高いです。
車体の色が定番色以外の場合には、プラスの評価をつけてもらうのは厳しいです。
車を査定するときには流行している車体色だとしても、たいてい流行は一過性のもので、その車を買い取ってから売るまでの間に車体の色の流行も変化しているかも知れないからです。
乗用車を売却するにはまず査定を受ける必要があります。
一口に査定といってもやり方は中古車屋に知人でもいない限り、次に上げる二つしかありません。
まず、広く知られているのはディーラーによる下取り査定でしょう。
一箇所で購入と売却(下取り)を済ませられるので、新しい車と入れ替えに古い車の引取りを行うので、車がないという不便さも感じなくて済みます。
ただ、下手をするとディーラーの言い値になるため結果的には買取業者に頼むよりも安めの価格になってしまうという欠点があります。
あと一つは中古車一括査定サイトを使い、業界各社から見積りをもらうことです。
品物を欲しいと思う複数の業者間で競争原理が働くので、買取価格がディーラーより上がるのが普通です。
車は初めて車検証が発行されてからの年数でカウントして「何年落ちの車」などと言って古さを表します。
基準になるのは製造された年ではなく、初めて登録した年から数えるので気をつけてください。
当然ながら年数が多ければ多いほど安く査定されるため、たとえば10年落ちに近づいてくると驚くほど低価格になりかねません。
販売する方にとっては安すぎて利益が出ない商品ですが、買う側から見れば10年落ちで安い価格帯になっている車の中には状態の良いものもあるわけで、探し方次第では掘り出し物が見つかるかもしれません。
半分忘れ去られたようになって、放置されて車検切れになっている自動車でも売ることは可能です。
売ることはできますが、もうすでに車検が切れてしまっているということは一般道を走らせることは禁止されていますから、自動車のそばまで出張をお願いして査定してもらいましょう。
車検が切れた状態の車でも買い取りしてくれる会社ならば、ただで引き取りに来てくれる業者がほとんどです。
付け加えると、事前に車検を通してから売ることはあまり意味がないので止めた方が無難です。
事前に車検を通すためにかかったお金の方がほぼ確実に高く付き、その割には査定金額にあまり反映されないからです。
車の現物を見て査定してもらう時は、中古車屋に車を乗り付けるのではなく、先方からこちらへ出張してもらうという方法も選ぶことができます。
CMでもおなじみの大手はもちろん中小に至るまで、多くの買取業者が訪問査定には無料で対応してくれます。
この時に幾つかの業者に一度に来てもらっていわゆる相見積もりの状態にすることも出来ます。
一社に持ち込む時と違って業者も出来る限りの高値を出してくるので、高額な査定結果を得やすいという利点があります。
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