凍結路面で歩くときに
滑って転倒しないための3つのことを
書いてみたいと思います。
凍った路面で滑って転倒しないために
私が10年前まで長年住んでいた、
東京は八王子の様子をニュースでやっていました。
関東平野の内陸は、
南岸低気圧が雪を降らせたあと、
大体、気温が下がり夜から
降った雪が凍りだすことを個人的にも
経験しています。
私が住んでいた地域は丘陵地で
道路もかなりの下り坂があって、
雪が降るとよく通行止めになっていたりしました。
今は雪国に越して10年・・・、
この10年で経験した
凍結路面で歩くときに滑って
転倒しないための3つのことを
書きたいと思います。
1 歩き方
感覚的な話で伝わればいいのですが、
「路面に足を載せて歩く」ですか・・・。
足裏を地面に載せる時、
足裏全体で路面に対して真上から
均等に足を載せる・・・こんな感覚です。
足裏で路面を包み込む感じ・・・、
伝わるかなぁ・・・。
均等に力が加わらないと滑ります。
あと、
小股で歩くことです。
極端にいうといつもの歩幅の半分以下で
歩いてみてください。
さらに大事なことですが、
「両手はポケットなどに入れない」ことです。
凍結路面は
基本的に「滑る」ことを念頭に置き、
いつ滑ってもいいように
両手は出していてください。
2 靴
これは私の冬靴です。
これだと多少の積雪があり、
除雪がされてないところでも入っていけ、
かなり暖かいんで重宝しています。
確か買った時の値段は
4000円くらいだったと思います。
この冬靴の裏です。
圧雪や積雪路面では最強なんですが、
これだけ重装備でも凍結路面では、
厳しいものがあります。
普段雪が降らない地域の方など、
実際、年に数回しか使わないのに
こんなの買っても・・・って思いますよね。
それじゃ、普段の靴に市販の滑り止めを
付けるのも効果的だと思います。
あとは長靴ですか・・・。
こんなときは「格好は2の次」ですから。
それと、
北海道旭川市の「旭山動物園」に冬行った時に、
「荒縄」を貸し出していました。
こんな時期でも普通の靴で来られる
観光客の方がいるんだそうで、
園内で滑って転倒してけがをされる方が
毎年いることから貸し出していることでした。
この「荒縄」や「古いストッキング」などを
靴に縛り付けるのも効果あるようです。
3 下り坂や階段を下りる時には最新の注意を
実は私の妻が、
雪国に移住した年の冬、
凍結した階段で滑り手首を骨折したことがありました。
歩道橋の階段を下りる時、
あと残り数段というところでの転倒で、
手は手袋をして外に出していたので、
ある意味「手首骨折」で済んだのですが、
へたをすると頭や身体の重要な部分に
大きなダメージとなります。
一番いいのは
こういった場所を回避したルートを
選ぶことなんでしょうが、
階段では念のため手すりにつかまってください。
あと、
エスカレーターなどかなりすべりやすくなってます。
エスカレーターではつかまって歩いて上り下りは
しないことです。
下り坂など、
足元が効かないなと思った時は、
「横歩き」が意外と安全です。
本州で降雪があった地域では、
今晩、気温が下がり凍結することがあります。
どうぞ足元ご注意なさってください。
ご覧いただきありがとうございました。