『クロスゲーム』
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主人公はスポーツ用品店・キタムラスポーツの一人息子である樹多村 光(以下「コウ」と記述)。近所のバッティングセンターを営む月島家とは、家族ぐるみの付き合いで、次女で同い年の若葉とは特に親しかったが、その反面三女の青葉とは犬猿の仲だった。
初めは野球に興味がなかったコウだが、青葉の投球フォームを見て憧れ、人知れずトレーニングしていた。そして小5の夏、若葉が突然の事故で亡くなる……。
中学生になったコウは、野球部にこそ所属していなかったがトレーニングは続けていた。そして高校生になり、小学生の頃から親しかった赤石、中西と共に野球部に入部することにしたが、野球部は野球留学生及び選抜テスト合格生による一軍と、それ以外の「プレハブ組」に分かれていた。その選抜テストを受けず、プレハブ組に配属されたコウ達は、夏の地区予選前、一軍VSプレハブ組の試合で惜敗する。
夏休みに入り一軍は甲子園の予選に行くが、プレハブ組は廃校になった小学校で特訓を受ける。そして夏休みも後・・・・
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「ストーリー・あらすじ」
クロスゲーム(1) (小学館文庫)
大ヒット野球漫画、満を持して文庫化決定!
しっかり者の長女・一葉、明るく優しい次女・若葉、運動神経抜群の三女・青葉、そしておてんばの四女・紅葉・・・
バッティングセンター&喫茶店「クローバー」を経営する月島家の美人四姉妹と、スポーツ用品店の一人息子、樹多村光は幼なじみ。
中でも、コウと同じ年の同じ日に生まれた次女・若葉はコウのことが大好きで、今から結婚する気満々!!
そのせいで、大好きな若葉を取られたと思う三女・青葉は、コウのことが大嫌いに!
小学五年生の夏休み、若葉はこんな夢を見たーー「コウがピッチャーで、赤石君がキャッチャー。舞台は超満員の甲子園」--
だが、その答えを知ることもなく、若葉は・・・・・・
賑やかで、ちょっぴり切ない樹多村光と“四つ葉”の青春が、今、幕を開ける!!
クロスゲーム(2) (小学館文庫)
光と四姉妹の野球青春物語、待望の文庫化!
月島家の次女・若葉が亡くなって早四年・・・
中高一貫校の中二になった三女・青葉は、公式戦に出られないと知りつつも、男子に混じって野球部で頑張っている。一方、中三になったコウは、相変わらず帰宅部ではあるが、黙々と自主トレに励んでいた。
それを知った小学校時代からの野球仲間の中西と赤石は、高校になったらコウを野球部に入れようと画策する。
特に赤石は、若葉が亡くなる直前に若葉に会い、そこで告げられた「コウがピッチャーで赤石君がキャッチャー。舞台は超満員の甲子園」という夢を叶えようと、ずっとコウを待っていたのだった・・・
そして、翌四月ーー高校生になったコウ、中西と、同じく小学生からの仲間で中等部野球部主将だった赤石は、高等部の野球部にすんなり入ったかと思えばさにあらず・・・悪名高き新監督が、全国から有望選手を集め、自分の気に入らない者は、プレハブ組と言われるファームに落としていたのだ!!
コウ達、プレハブ組の逆襲なるか!!??
クロスゲーム(3) (小学館文庫)
光と四姉妹の野球青春物語、待望の文庫化!
樹多村光が入った星秀学園高等部の野球部は、外から集めたエリート特待生が幅をきかせ、コウ、中西、赤石などはプレハブ組と呼ばれるファームに落とされてしまう・・・
しかし、一軍対プレハブ組の練習試合でプレハブ組も良いプレーをすれば、一軍にあげてくれると聞き、あとがない三年生をはじめ、一軍監督へのアピールに余念がない・・・
そんな中で始まった練習試合!
一軍のピッチャーは、プレハブ組をなめてかかったのか、まさかの千田!?そのせいか、幸先良く3点を奪ったプレハブ組だが、相手は全国から集められたエリート軍団!中でも、4番の東雄平は全国でも屈指と言われる強打者だ!!
そんなのを相手に、“初めて”試合で投げるコウのピッチングはどこまで通用するのか!?
クロスゲーム(4) (小学館文庫)
光と四姉妹の野球青春物語、待望の文庫化!
前回の一軍対二軍の紅白戦で敗れてしまったプレハブ組(二軍)。だが、意気消沈してしまったかと言えばさにあらず、「秘密の特訓」を続け、打倒一軍に燃えている!!
合宿所にコウの忘れ物を渡しに来た青葉は、グラウンドにコウが居ないのを見て、どうせサボっているんでしょ」と悪態をつくが、監督は「そんなエースだったら、みんなついてこない。全員が樹多村光のファンになってしまったんだよ・・・」と諭す。
そんな折、ついにプレハブ組解散の報が、校長代理から言い渡される。プレハブ組監督の前野は、その前にもう一度、監督同士の首をかけた一軍との紅白戦をやることを提案し、それが受理される。
こうして始まることとなった紅白戦・・・だが、一軍の主砲・東は、コウの実力を計ろうと、また、自分の身の処し方を計ろうと、わざと怪我をして試合を欠場することに・・・
監督同士の首、コウ達の一軍入りをかけた紅白戦が、様々な思惑の中、ついにプレーボール!!勝利を収めるのは果たして・・・
クロスゲーム(5) (小学館文庫)
光と四姉妹の野球青春物語、待望の文庫化!
一軍対二軍(プレハブ組)の戦い、ついに決着!!コウの力投は、ベストメンバーに通用するのか!?
そして、新生・星秀学園野球部、始動!!
全国屈指のスラッガー・東が残った野球部は、改めて本格的に甲子園を目指す!!
一方、生活面でもちょっとした変化が・・・
青葉たちの従兄弟で、青葉と同級生の朝見水輝が、月島家にお世話になることに・・・
どうやら水輝は、昔っから青葉のことが好きだったようで、なにやらここにも波瀾の予感が・・・!?
ますます賑やかになる単行本第5巻!!どうぞお楽しみに!!
クロスゲーム(6) (小学館文庫
光と四姉妹の野球青春物語、待望の文庫化!
樹多村光、高校二年生ーー
悪徳監督が去り、スラッガー・東が残った新生星秀学園野球部は、一躍甲子園を目指し、始動!!
高等部一年になった青葉も、試合に出られないとわかりながら、選手としてチームを支える。
とりわけ、コウと赤石のバッテリーにとって、今は亡き若葉が最後に見た夢ーコウがピッチャーで赤石くんがキャッチャー。舞台は超満員の甲子園ーを叶えるため、いやがうえにも力が入る・・・
そして、夏。いよいよ、甲子園をかけた予選の始まりだ!!
だが、ここに宿命のライバル登場。
三回戦であたる、竜旺学院だ。
真の実力を持った者でないとその名前すら覚えない東が、一度ちらっと見ただけで顔も名前も覚えた、天才スラッガー・三島敬太郎擁する竜旺に、果たしてコウのピッチングは通用するのか!?
クロスゲーム(7) (小学館文庫)
光と四姉妹の野球青春物語、待望の文庫化!
樹多村光、高校二年生の夏。
初恋の彼女ーー今は亡き若葉が最後に見た夢ーーコウがピッチャーで、赤石くんがキャッチャー。舞台は超満員の甲子園ーーを叶えるために、予選のマウンドに立つ。
だが、3回戦の相手は、優勝候補筆頭の竜旺学院だ!
あの東が一目置く天才スラッガー三島擁する強力打線に対し、コウは気迫のピッチングで対抗する。
両者譲らず延長戦に突入するが、勝負を分けたのは意外にも・・・
そして若葉が亡くなってから6度目の夏祭りがやって来た・・・
コウ、赤石、そして月島姉妹が見た者は・・・若葉に生き写しの、この度コウの家の隣に引っ越してきた、滝川あかねだった・・・・・・
いろんな思いが交差する、新展開の第7巻!!
クロスゲーム(8) (小学館文庫)
光と四姉妹の野球青春物語、待望の文庫化!
キタムラスポーツ店の隣に引っ越してきたおそば屋さんの一人娘、滝川あかねは、亡くなった月島青葉にうり二つ!!彼女の登場で、コウの周辺はにわかに大騒ぎに・・・!!
ところえ、本職?の野球は、東の病気もあり、春の選抜は逃すことに・・・
若葉が最後に見た夢ーーコウがピッチャーで赤石くんがキャッチャー。舞台は超満員の甲子園ーーを叶えるのは、いよいよ高三の夏の大会のみとなってしまった・・・
練習を重ねる星秀学園野球部だが、ある日練習中に東の打球を受けた青葉が足を骨折してしまう!
気を病む東は毎日青葉の見舞いに行き、二人は急接近の予感??
一方、赤石の配慮?のおかげで、コウとあかねも初デートすることに・・・
様々な想いをのせるコウ達だが、その間にもライバルである竜旺学院は、春の選抜を優勝という形で終える・・・
クロスゲーム(9) (小学館文庫)
光と四姉妹の野球青春物語、待望の文庫化!
今は亡き若葉にそっくりなコウの隣人、滝川あかねが、青葉のお父さんが経営する喫茶「クローバー」でバイトを始めた。
はじめはどちらかというと敬遠していた青葉もすっかり心を許し、大の仲良しに。
また、若葉そっくりなあかねに諭され、コウとの関係も微妙に変わっていく…
また、東雄平の兄、純平が月島家の長女・一葉にプロポーズをし、「星秀学園が甲子園に行ったら結婚してあげる」と言われ、すっかりやる気を出し、星秀のコーチを買って出ることに…
そんなこんなで始まった、コウ、高三の夏。最後の甲子園を懸けた戦いが始まる!!
初戦は危なげなく勝ったものの、2回戦は、星秀の前監督・大門率いる黒駒実業を破った瀬名高校と当たることに。
ここのエースは、かつて星秀学園野球部で、大門に反発し辞めていった、三田だった。
お互いを知る者同士の戦いが始まる…
クロスゲーム(10)(小学館文庫)
光と四姉妹の野球青春物語、待望の文庫化!
甲子園行きのラストチャンスにかける、コウ達星秀学園野球部!
チームは順調に勝ち上がっていくが、最近、あかねが応援に来ないことでみんなやきもき。特に赤石に至っては、明らかに不調に陥ってしまう…
そして、あかねが入院していることを知りお見舞いに行った青葉と赤石。そこであかねは場合によっては手術になることを告げ、動揺している赤石に対し、「これで赤石くんのプレーがおかしくなったら、わたしの責任になっちゃうね」と伝える…
この励ましに、赤石はどう応えるか…!?
そしてついに迎えた決勝戦ーー
春の甲子園覇者・竜旺に対し、コウが投げる!!
◆クロスゲーム 全17巻完結セット (少年サンデーコミックス)
小学館
ジャンル:野球漫画・少年漫画
作者:あだち充
出版社:小学館
掲載誌:週刊少年サンデー
発表号:2005年22・23号 - 2010年12号
巻数:全17巻
話数:全170話
◆クロスゲーム コミック 全9巻完結セット
小学館
---以上
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