『陽あたり良好!』
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『陽あたり良好!』
「ストーリー・あらすじ」
作家:あだち充
ジャンル:少女マンガ
アニメ化 / ドラマ化
出版社:小学館
雑誌・レーベル:フラワーコミックス/Sho-Comi
巻数:1〜5巻(5巻完結)
下宿屋を営むおばの家から、明条高校に通うことになった“かすみ”。ところがそこには、同じ高校の四人の男子生徒が下宿! BFの克彦を一途に思うかすみだが、調子のいい下宿人・高杉勇作がなぜか気になって・・・。週刊少女コミック・昭和55年第2号より連載の青春コメディー!
●陽あたり良好! 1巻
●陽あたり良好! 2巻
●陽あたり良好! 3巻
●陽あたり良好! 4巻
●陽あたり良好! 5巻
陽あたり良好 文庫版 コミック 全3巻完結セット (小学館文庫) 文庫
あだち充の青春学園グラフィティー。
●陽あたり良好!〔小学館文庫〕 (1) 文庫
桜3月、岸本かすみ15歳。4月から明条高校の1年生だ。 親元を離れ、叔母の千草さんちで自由で楽しい下宿生活。さあ、3年間の青春ドラマの始まりだ。 ところが下宿人はかすみだけじゃなかった。 女好きの2枚目・伸、気のいい大食漢の高志、地味なガリ勉・誠、そしてモノに動じぬマイペース男の勇作……以上4人の男と同居するはめに!! あだち充の青春学園グラフティー。
●陽あたり良好!〔小学館文庫〕 (2) 文庫
明条高校野球部は、エース関のワンマンチーム。人材集めを買ってでた勇作は、伸と高志をチームに引き入れ、ついでに自分もスカウトされる。マネージャーにかすみと美少女圭子を加えてパワーアップしたチームは県予選を勝ち進む。ついに決勝戦!強豪・桜華との甲子園を賭けた熱い闘いの幕が開く。 その決勝戦のスタンドに、かすみの恋人・克彦が姿を現わした。
●陽あたり良好!〔小学館文庫〕 (3) 文庫
クリスマス・パーティーで一喜一憂、スキー場お笑い遭難事件、美しき女教師への愛と失恋、クイズ番組一獲千金プランの大失敗…… 色とりどりの出来事のなか、下宿館「ひだまり」の青春はにぎやかに過ぎて行く。 そして、かすみをめぐる勇作と克彦、圭子をめぐる伸と高志。三角関係がなんと2つ。少年少女に恋の季節がやってくる……。
【登場人物】
[下宿「ひだまり」]
岸本 かすみ(きしもと かすみ)
主人公。叔母の管理する下宿「ひだまり」に居候し、明条高校に通い、入学後最初の試験で満点を取るなど成績も良く、コミックではテニス部、アニメでは陸上部に所属。おばの千草の甥にあたる村木克彦と長年付き合っているが、ひょんなことから下宿の風呂場で鉢合わせして以来、最初は反発するも、次第に勇作の存在が気になり始める。
高杉 勇作(たかすぎ ゆうさく)
下宿「ひだまり」3号室の住人。岸本かすみのクラスメートで、応援団に所属。一生懸命な人間を応援するのが好きな根っからの応援団気質。小柄だが空手が得意で、かすみ同様試験でも満点を取る。野球部にセンターのレギュラー・赤松の練習試合での怪我で助っ人で参加したときは、野球の初心者ながら飲み込みが早く、俊足と強肩で1番打者として活躍した。原作では助っ人部員であり、地区予選終了後は応援団に戻っている。アニメではその後野球部に入部することになる。
有山 高志(ありやま たかし)
下宿「ひだまり」2号室の住人。体が大きく陽気で人当たりがよい男で、明条高校サッカー部のゴールキーパーを務める。関圭子に片思い。巨漢だが運動神経が良く、俊敏で強肩なところを買われ、勇作に引き抜かれて、一時野球部の助っ人捕手を務める。原作、アニメでは、美樹本と圭子を巡って殴り合いのケンカをしている。
美樹本 伸(みきもと しん)
下宿「ひだまり」4号室の住人。長髪で眼鏡をかけた二枚目だが、かなりのスケベで趣味は天体望遠鏡を使ったのぞき。運動神経抜群で、あらゆるスポーツを難なくこなす。関圭子に片思いしており、圭子を追ってテニス部に入部するも、圭子の気を引くために彼女の兄・真人がキャプテンの野球部に自ら助っ人として参加し、4番・三塁手として活躍する。その後はテニス部に戻って圭子とダブルスを組んでいる。原作のスキー旅行のエピソードでは出発前夜、覗きをしていたが、相手の顔を見ようとした瞬間、入浴中の老婆を覗いていた事に気づき、ショックもあってか、木から落下、脚を捻挫している。
相戸 誠(あいと まこと)
下宿「ひだまり」1号室の住人。明条高校でかすみたちと同学年だが、牛乳瓶の底のような眼鏡をかけ、普段はどこで何をしているのかわからない謎の少年。同級生のかすみや勇作たちとも丁寧語で話す。一行がスキーに行くエピソードの際には、初心者の圭子にスキーを教えている。原作ではストーリーにあまり関与しない謎の存在だったが、ドラマ版では医学部を目指す秀才としてオリジナルエピソードが存在した。
退助(たいすけ)
高杉勇作が路上で“手持ちの全財産”(100円)をはたいて買ったネコ。名前の由来は旧百円札の図柄から。何故か、アニメでは、夏休み後のストーリーから最終回までの間、ほとんど登場する回はなかった。
水沢 千草(みずさわ ちぐさ)
岸本かすみの叔母。かすみの母の末の妹。夫に先立たれ、自宅を男子学生専用の下宿にする。
村木 克彦(むらき かつひこ)
かすみの幼馴染でもあり恋人。千草の甥だが、亡夫の兄の息子であるため、かすみとの血縁は無い。親の仕事の関係でアメリカ暮らしの大学生で、容姿端麗、成績優秀、運動神経も良い好青年。夏休みにかすみへのプロポーズのために一時帰国するが、かすみの心の中で勇作の存在が大きくなっていることに気づき、プロポーズを封印して勇作に堂々とかすみを賭けた恋愛勝負を持ちかけるなど、大人の対応を見せる。アニメでは、甲子園地区予選決勝戦に合わせたように帰国、中盤からは野球部の監督に就任する。
[明条高校の関係者]
関 圭子(せき けいこ)
明条高校野球部キャプテン・真人の妹。かすみや勇作と同じクラスで友人になる。女らしい控えめな性格で、伸や高志から好意を持たれるが、本人は勇作に想いを寄せている。かすみと同じテニス部所属。
関 真人(せき まさと)
圭子の兄。弱小明条高校にいながら、甲子園を目指すエース兼キャプテン。
坂本
元明条高校応援団長。自宅は喫茶店を経営していて、姉が亡くなった両親に代わり、店主を務め、自身も休日には店を手伝っている。ケンカが強く、他校の番長グループから何通も果し状などが届くほどの人物だが、両親代わりに自身を育ててくれ、結婚を控えていた姉の幸せと「俺が、卒業するまでケンカしない保証などない、エースの関には最後の夏、勝っても負けても悔いのないよう、戦って欲しい」と前年、自身の暴力事件が原因で、直接は無関係にも関わらず、甲子園地区予選不参加を余儀なくされた野球部への罪滅ぼしのため、退学、店を継ぐ。アニメでは、退学後のストーリーには登場する事はほとんどなかったが、終盤、野球部復帰を躊躇う高杉や、最終回目前、転校し、実家へ戻る事に迷っているかすみにアドバイスをしている。
応援団はアニメ、原作では名前は最後まで出なかったが、容姿から「モミアゲ」「イガグリ」「リーゼント」と3人の団員がいて、坂本の退学後、野球部の助っ人を一旦終えた高杉と応援団を引っ張って行くが、坂本同様、初登場時は威圧感のある人物に描かれていたが、ストーリーが進むにつれ、「連中、コミックバンドか?」と美樹本らに言われるぐらい徐々にキャラが軟化して行く。
◆陽あたり良好![アニメ]
》》詳細情報《《
---以上
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