センチメントの行方 (3) 【電子限定おまけ付き】【電子書籍】[ 榎本ナリコ ]
価格: 600円
(2019/4/18 23:58時点)
感想(0件)
今だけでいいの
ううん
今じゃなきゃ
ダメなんだよ
大体みんなセックスしてる3巻。
前巻のは…、と思ったら2巻は何にも書いてなかったみたい。1巻のは こちら 。
今度2巻のも書いておきましょう。
さて「善悪の彼岸」という3話から始まります。なかなか大きく出ました。
『 善悪の彼岸 』は私まだ読んだことないですねー。『 ツァラトゥストラはこう語った 』は2回ほど読んだことがあります。あるはず…。でもどっちかというとR・シュトラウスのあのフレーズが思い出されます。
えー、そんな壮大なこと言ったっけ?って感じであの曲聞くとどうしても笑いがこみあげてきたりもします。ツァラトゥストラさんに謝るべき。いつか善悪の方も読む日が来るでしょうか。
で、漫画の方ですが、うーんちょっとうまく読めなかったけどどういう感じなんだろう?彼岸ですよ彼岸。大きく、それを超越しなければならないわけであります。大きくというのも変ですけれど。
彼と彼女は、というか彼は、どの位置からどの位置へと動いただろうか。彼が見ていた彼女自身は変わっていない。彼は始めから無いものを見ていて、そして実際の彼女を見て彼の中で変わったものもない。彼が彼女に描いていた幻想はそのままに実際の彼女が彼の中に加わっただけなのだから。
だから彼は自分の中の幻想を救おうとして、そして彼女は、救われないのだ。
彼は彼のまま、これからもあり続けている。
さて、このシリーズはこれで終わりかな?時々思い出したように出てる漫画は、その終わりがわかるまでに長い時間がかかるものであります。あ、あれ終わってたの…。みたいな。
次回作あるでしょうか。
のんびり待ちたいと思います。
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