ハルタ 2023-FEBRUARY volume 101 (ハルタコミックス) [ ハルタ編集部 ]
価格: 748円
(2023/3/13 03:32時点)
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まる『る』の号。
読み切りの『黒巫鏡談』が面白いです。黒いページに力がある。朝鮮併合の時代の怨霊退治のお話でした。シャーマニズムと道教が混じってるような、朝鮮の民話にそういうのがあるのか、完全に創作なのか。前編だったので後編を楽しみに待ちます。八咫烏杯から来てるのかな、いいのが集まるといいね。
『恋の絶望行進曲』は風邪で寝込んでるお話。
風邪ひいた時ってひとりだと何であんなに弱気になるのかってくらい心細い気持ちになりますね。傍に人がいて甘えられると本当にホッとするときがあるという。本能的なものでなんかあるのかしら。いいよね、看病してくれる人がいて、なんか暖かい食べ物を作ってくれた時とか、体はめっちゃしんどいんだけど変な幸福感があるやつ。私も時には看病してもらいたい。
『瑠璃の宝石』。隕石を見つけようの回。この漫画いつもとても勉強になって良いですね。見える流れ星は2mm以上からだそうです。思ったより小さくてもいけるんだねぇ、さすがに拳くらいはあるんじゃないのって特に根拠もなく思ってたんだけどな。
で、それより小さい粒も常時降ってきてるから、普通にその辺の砂ぼこりの中にも隕石由来の粒が混じってるよ、らしいです。形も特徴的なのが多い、らしいです。いいですね、ロマンがある。実際見つけるの、どのくらい大変なのかなって感じはあるけど、子供の自由研究とかでも行けちゃうレベルなのかしら。いい話でした。
『アビスアジュールの罪人』が最終話。なんか思ったよりあっさり終わっちゃいましたかね。なんかもうちょっとこう、あーでもないこーでもないみたいな話が挟まってくるのかと思っていましたけれども、そういうこともなくサクサク進んでサクッとおしまい。
絵が好きなので、次また何か始めてくれると嬉しいな。いったん疲れ様でした。
次号は3月15日。