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macのユーザ情報管理はOpenDirectoryだった

ことの発端は、~/.bashrcに自分用の設定を追加しようと思い立った時でした。

OSX では~/.bashrcファイルがデフォルトで存在しない、ということに気づきます。

新規に作成した.bashrcはそのままでは有効になりません。
man bashによると
bash起動時に/etc/profileを読み込み、さらに~/.bash_profile、 ~/.bash_login 、 ~/.profileを探すようです。

~/.bash_profieに~/.bashrcへの参照を追加すればいいことが判ります。


ターミナルを起動した時に実行させるshellはbashなのか?
と何気なく、確認しました。
/etc/passwd、/etc/master.passwdファイルを確認しますが、自分で作ったアカウントが一切ありません

man loginを確認したところSEE ALSOにchpassというコマンドがありました。
chpassは、ユーザーデータベース情報の更新、追加用のコマンドでした。

$chpass

# Changing user information for USERNAME.
# Use "passwd" to change the password.
##
# Open Directory: /Local/Default
##
Shell: /bin/bash
Full Name: FULL USER NAME
Office Location:
Office Phone:
Home Phone:

実ファイルは一体どこにあるのか、さっぱりわかりませんが
どうやらこのコマンドでshellがbashであることが確認できるようです。

Open Directoryというキーワードに気づきます。

ここでgoogle先生に確認したところ

dsclというコマンドがDirectory Service command line utility、つまりOpen Directoryを操作するためのコマンドであることがわかりました


macに登録したユーザー一覧は以下コマンドで見ることができました。
$dscl
Entering interactive mode... (type "help" for commands)
> cd Local/Default/Users
> ls
登録済みユーザのリストが出力されます。

さらに
> cd ユーザ
> read
とすることで
Pciture(ログインのイメージ画像)、PrimaryGroupID、RealName、RecordName、UniqueID、UserShellなどの情報が獲得できます。

/Contact/Users/でも同様の結果が得られました。

試していませんが、writeも可能なので設定の変更もできるようです。

macのユーザ情報管理はOpenDirectoryだった
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