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Parallels Windows7SP1でメモリ不足発生、コレで回避しました

Parallels Desktop 11にWindows 7 SP1 64bitをインストール済みのmac野郎なのかです。

Windows Updateを実行していたら、メモリ不足のダイアログが表示されてしまいました。
200件以上のアップデートがあったので、仕方がないことなのかもしれませんが・・・

その際、Parallels Desktop 11でメモリを盛らずに、メモリ不足を回避した方法の記事です。


Paralles Desktop 11 Windows 7 SP1 64bit メモリ不足発生・・・


Windows7 SP1 64bitに割り当てているメモリは2GBです。
少ないなぁとは思いつつも、macでもメモリをたくさんつかうプロセスは多いので、これ以上は割り当てられません。

インストール初期状態だったので、そろそろWindows10にアップグレードしようか!と
microsoft/windows10サイトを見たところ、サイトが崩れた状態で表示されました。

windows10のダウンロードサイトからツールを実行してみたところ対応していない旨のメッセージが表示されてしまいました。

=>やっぱりウィンドウズアップデートをする必要がある

時間がかかるので避けていたのですが、仕方ありません。

Windows Updateを走らせると、200個超えの「重要な更新プログラム」・・・インストールにすごい時間がかかりそうです。

放置していると、突然ダイアログが表示されました。

「メモリが不足しています」・・・


タスクマネージャーで確認すると
windows-update-memory-fusoku-01.png
確かに利用可能メモリが22MBと不足しています。


2GBでもVisual Studio 2015など重めのソフトが動いたので安心していました・・・
判明した事実
  • ウィンドウズアップデートは最重量級のソフト!メモリ2GBじゃ足りない。
  • インストール初期状態のWindows7 SP1 64bitはそのままでは、Windows10にアップグレードできない



メモリ不足の解決策はコレ!ディスク容量を増やす?です


幸いにして、macのストレージは劇速のSSDです。
macのストレージをメモリとして利用してしまうという方法です。

この手順では、7.99GBのメモリを追加しています。

以下画像にWindows10と表示されていますが、Windows7です。
(リネームしてWindows10にする気満々ですw)

1. 動いているWindows7をシャットダウンします。

2. Parallelsのコントロールセンターを開いて設定(歯車のアイコン)を選択します。


3. ハードウェアの+を押して、ハードディスクを新たに追加します

windows-update-memory-fusoku-02.png (クリックで拡大します)

windows-update-memory-fusoku-03.png
ハードディスクを選びます



4. 保存先をSSD(Macintosh HDのどこか)に設定します


windows-update-memory-fusoku-04.png (クリックで拡大します)

windows-update-memory-fusoku-05.png (クリックで拡大します)
ここでは個人のホームホルダ直下にWindowsPagingDriveという名称で設定しています。
(ここじゃなきゃいけない、というわけではありません)

windows-update-memory-fusoku-06.png (クリックで拡大します)
8GB追加するつもりで、8.0GBに設定しました。
=> Windows OS ディスク ギリギリの容量では警告が表示されます。
  8GB使いたい場合は8.3GB程度にした方が良さそうです。


(参考:@IT ディスク容量低下の警告メッセージを表示しない
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/288dsabldamsg/dsabldamsg.html  )


5. ParallelsのWindows7を起動して、追加したディスクをフォーマットします。


windows-update-memory-fusoku-10.png (クリックで拡大します)
コンピューターの管理を開くと、新たに追加されたディスクの初期化が促されます。
この表示のまま「OK」を選択しました。

windows-update-memory-fusoku-11.png
ディスク1をフォーマットします。未割り当てを右クリックして、「新しいシンプル ボリューム」を選択します。

windows-update-memory-fusoku-12.png
新しいシンプル ボリューム ウィザードが起動するので手順に従うだけです。

windows-update-memory-fusoku-13.png
デフォルトのまま「次へ」

windows-update-memory-fusoku-14.png
Eをドライブ文字として割り当てました。

windows-update-memory-fusoku-15.png
NTFS/既定値でボリュームラベル「Swap」として、フォーマットします。



6. システムのプロパティを開いて仮想メモリを設定します。


 ウィンドウズメニュー>コンピューター(右クリック)>プロパティ
 システムの詳細設定をクリックします。

 「システムのプロパティ」の詳細設定タブのパフォーマンス項目の設定ボタンを選択します

 「パフォーマンスオプション」の詳細設定タブを選び、仮想メモリ項目の変更ボタンを選択します

windows-update-memory-fusoku-17.png (クリックで拡大します)

 すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理するのチェックをOFFにします。
 ドライブで E: を選択ます。(先ほどフォーマットして割り当てたSSDのディスク)

 カスタムサイズを選択して、「初期サイズ」、「最大サイズ」ともに8115を指定します。
 (ディスクの最大サイズ-5MBが指定可能な最大値でした)

 「設定」ボタンをクリックして設定を反映させます。



Windows7を再起動すると設定が反映されます。


WindowsUpdateは、問題が発生することなく、完了しました^^


無事に、Windows10へアップグレードできました
Parallels-Windows10.png
インストール完了後、自動的にParallels Toolsがインストールされた状態のWindows10のスクリーンショットです

ここで設定した仮想メモリの情報は、引き継がれていました^^
Parallels Windows7SP1でメモリ不足発生、コレで回避しました
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