そんな二人が新婚当初の愛情をいつまでも保ち円満な関係であるためには、どんなことが大切なのでしょうか?
『2016年度 いい夫婦の日』アンケートの中に、その答えがありました。
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■大切なのは、信頼と程よい距離感、そして……
既婚者1000人が選んだ、夫婦円満のために大切だと思うこと。上位に挙がったものをご紹介していきます。
第3位 信頼する(44.0%)
全体の44.4%の人が「大切」と回答しましたが、中でも夫婦仲が「とても円満」と答えた層では、61.3%が票を投じました。そばにいる相手だからこそ、きちんと信頼することが良い関係を築く基礎なのですね。
第2位 程よい距離感・干渉しすぎない(49.1%)
べったりくっ付きすぎないことも、関係を保つのに有効なようです。49.1%の人が「程よい距離感」を大切だと思うと回答。とくに女性はそう感じる傾向が、男性よりも強いようです。
結婚して同じ屋根の下で暮らし始めれば、物理的にも経済的にも距離がぐっと近づきます。その分上手な心の距離感を保つ工夫が大切なようです。
そして、気になる第1位は……
第1位 話をする・聞く(55.4%)
シンプルですが、やはり「言葉をかわす」ことはとっても大事! 55.4%が「大切」だと回答しています。とくに夫婦生活が「とても円満である」と答えた層では66.5%と、じつに6割以上の人が会話を大切にしている模様。
ちなみに4位以下の回答は、
第4位 言葉にして感謝を伝える
第5位 二人で出かける/散歩する
第6位 我慢しない(不満をためすぎない)
第7位 嘘をつかない
第8位 スキンシップをとる
第9位 約束を守る
第10位 家事の分担
など。さらに11位以下では、「プライバシーを守る」「育児・子供の面倒を見る」「同じ部屋で寝る」「お互いの両親を悪く言わない」「愛情を口にする」……といったものがズラリ。うーん、どれも納得です!
ところで、「円満のために会話が大切なのは分かる。でも毎日一緒にいると会話のネタなんて無くなっちゃう」という悩みもよく聞きます。円満な夫婦の間では、いつもどんな会話がされているのでしょうか?
■円満夫婦の会話のネタ、ナンバーワンは身近な「あのこと」
気になる、よその夫婦の話題。多かったのはこんな回答でした。
第3位 食事や食べ物について(53.4%)
一緒に食事をしながら「美味しいね」と話したり、テレビを見ながら「今度あのお店行ってみたいね」なんて会話する。そんな微笑ましい光景が浮かびます。
食べ物の話題はふしぎと心和み、人間関係をスムーズにしてくれるもの。それに自分の作った食事に対する「美味しいね」というフレーズは、何度聞いても嬉しいですよね。
第2位 お休みなどの予定について(55.9%)
一緒に出かける予定でも、そうでなくてもOK。この話題は相手に興味を持つ良い機会になりそうです。パートナーがどんな休日を好むのか、何を楽しいと感じるのか……そんなことに思いを馳せながら会話するのは楽しそう。
「お休みの予定」という話題は総合でも2位と高評価ですが、「とても円満」層ではさらに71.0%とぶっちぎりで1位の得票数でした。楽しい話題で会話を弾ませることも、円満の秘訣なのでしょう。
そして一番多かった話題が、こちら。
第1位 お子さんについて(56.1%)
「子はかすがい」という言葉がありますが、納得の結果です。
やはり夫婦ともに最大の関心事は、大切な子供のことなのでしょう。お子さんの可愛らしさについて話したり将来について真剣に話し合ったりする中で、夫婦の絆も自然と深まるものなのかも。
また、その他にはこんな話題が挙げられました。
第4位 健康・体調について
第5位 仕事・会社について
第6位 お金について
第7位 趣味・娯楽について
第8位 将来・老後について
第9位 ご夫婦お二人のことについて
第10位 ご友人について
どれも身近な話題ですね。「会話は大事」と言われても、いざどんな会話をしたらいいか分からないという方は、この中からチョイスしてみるのも良いかもしれません。
いい夫婦はちょっとした日常会話の積み重ねから生まれるようです。あなたも、11月はひそかに「会話強化月間」を実践してみてはいかがでしょうか?(豊島オリカ)
情報提供元:「いい夫婦の日」をすすめる会
Woman Insight引用
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