今年の求人倍率はバブル期の2.86倍には及ばないものの、1.73倍と学生の方が強い売り手市場が続いているようです。
出典:TBS Nスタニュースワイド
そんな中、企業側は少しでも優秀な学生を確保しようと「オヤカク」や「オワハラ」などの行為をおこなっているそうです。
どのような意味なのでしょうか。
オワハラ(終われハラスメント)
企業が内定者を囲い込むために、学生に他社への就活をやめるよう求める行為。
具体的には「内定承諾書の提出を求める」「他社の選考を辞退するようもとめる」「他社の選考を受けられないように頻繁に呼び出される」など。
オヤカク(親に確認)
内的先の企業が、親に子供の入社を承諾しているか確認する行為。
親に企業を知ってもらい安心して入社してもらうために行う。
キチョハナカンシャ(貴重なお話をありがとうございました)
就活生が企業に質問をする前に、企業説明をしてもらったことに対してお礼をする際言葉。
サイレント辞退
複数の内定をもらった学生が、内定先に連絡をせずに辞退する(電話やメールを無視する)行為
ブラック企業対策
離職率や残業時間について質問があった場合、企業に開示を義務づける制度が2016年3月から開始。
最後に
近年は売り手市場が続いていますが、3年以内の離職率は大卒で32.3%、短大卒で41.5%、高卒で40.0%、中学卒で65.3%と非常に高くなっています(平成24年3月新卒者統計)。
就活に力をいれている大学生の離職率が一番低いのが救いではありますが、せっかく”企業を選べる時代”ですので、悔いのない就活を行ってください。
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