2012年07月14日
カンブリア宮殿【職人技に熱狂的ファン!国産にこだわる下町カバンメーカー】
丈夫で機能的で使いやすいとビジネスマンを中心に熱狂的人気!独自の厳しい品質基準を設け、下町の職人技でオンリーワンのカバンを生み出す 「吉田カバン」
の秘密に迫る!
日本の多くの製造業が中国などの海外に生産拠点を移転している中、一貫して国内生産にこだわり続けているという
「ポーター」 や 「ラゲッジレーベル」 などのブランドで知られ、消費不況といわれる中、ビジネスマンを中心に熱狂的な支持を受け、昨年の売り上げは138億円。
驚きなのは、自社工場無しですべて職人さんの手作りという点
更にその職人さんが強度のためとかデザインのために一手間を惜しまないということ
ある職人さんは「工程が一つ増えても強度が強くなれば、その分だけ買ってもらった人にもいいのかな」と
また別の職人さんは、一手間をかけることについて「綺麗に見せたいからやってるだけ、指示はされないけど」といい「職人はそういう工夫はしてもいい」と言っていました
現在約80の職人・工房と取引し、同じデザインのものを複数の工房から納入しているという
創業者吉田吉蔵、社是は「一針入魂」
そしてその遺言は、職人を絶やすな、現在の社長もそのスピリットを受け継いでいる
吉田カバンの掟、「広告費は使わない」、「値下げしない」こうしてブランドイメージを守りながら、職人の工賃も確保しているのだった
もう一つ感心したのは、修理を受けたものは作った所で修理を行うと言うこと
何故そんな面倒なことをするのか?
ある秘密がありどこの工房で作ったかはすぐに分かると言う
一つの修理依頼を追ってみると、先ずバラバラに分解され不具合のある部品を交換し、元の縫い目に合わせて縫い戻す、使っている間に生地がちぢんだりしているところも有るが、自分が作ったものだから完璧に治せると言う、また修理箇所じゃないけれども、ほつれたりしていれば直してくれてました
職人さんは、ここまで使い込んでくれたのかと言う気持ちで嬉しく思うし、今後同じものを作るときの注意点にもなる、だから作った職人さんに戻すことは大事だと言う
今日本の製造業が海外の賃金の安いところに生産拠点を移している中何故吉田カバンはそれをしないのかについて社長は、職人を守っていく代わりに無理な広げ方をしない、結局それが消費者に価値のある商品を提供できる、また全社員が同じ考えを持っているので、きちんとした形で継続出来る
と語ってくれました
編集後記より、「何を作れば売れるだろう」ではなく「何を作りたいのだろう」と考える
創業者の吉蔵氏は、入院中の病室でもカバンを作り続けたと言う
ある職人は、自分の作ったカバンを持った人を見かけると「どこか不都合はありませんか」と必ず聞くらしい
頑固なのではない、カバンを作ることが生きることなのだ。
心に響く言葉です
私もカバンとウォレットなど数点持っていますが、丈夫さと使い勝手の良さはさすがという感じで
たしかに、少し高価な気もしますがその価値はあると感じます
海外=安かろう・悪かろう、では無いかもしれませんが、そういうのはいずれ破綻するのでしょう
こういうこだわりが日本の有るべき姿かなと思ったりしました
日本の多くの製造業が中国などの海外に生産拠点を移転している中、一貫して国内生産にこだわり続けているという
「ポーター」 や 「ラゲッジレーベル」 などのブランドで知られ、消費不況といわれる中、ビジネスマンを中心に熱狂的な支持を受け、昨年の売り上げは138億円。
驚きなのは、自社工場無しですべて職人さんの手作りという点
更にその職人さんが強度のためとかデザインのために一手間を惜しまないということ
ある職人さんは「工程が一つ増えても強度が強くなれば、その分だけ買ってもらった人にもいいのかな」と
また別の職人さんは、一手間をかけることについて「綺麗に見せたいからやってるだけ、指示はされないけど」といい「職人はそういう工夫はしてもいい」と言っていました
現在約80の職人・工房と取引し、同じデザインのものを複数の工房から納入しているという
創業者吉田吉蔵、社是は「一針入魂」
そしてその遺言は、職人を絶やすな、現在の社長もそのスピリットを受け継いでいる
吉田カバンの掟、「広告費は使わない」、「値下げしない」こうしてブランドイメージを守りながら、職人の工賃も確保しているのだった
もう一つ感心したのは、修理を受けたものは作った所で修理を行うと言うこと
何故そんな面倒なことをするのか?
ある秘密がありどこの工房で作ったかはすぐに分かると言う
一つの修理依頼を追ってみると、先ずバラバラに分解され不具合のある部品を交換し、元の縫い目に合わせて縫い戻す、使っている間に生地がちぢんだりしているところも有るが、自分が作ったものだから完璧に治せると言う、また修理箇所じゃないけれども、ほつれたりしていれば直してくれてました
職人さんは、ここまで使い込んでくれたのかと言う気持ちで嬉しく思うし、今後同じものを作るときの注意点にもなる、だから作った職人さんに戻すことは大事だと言う
今日本の製造業が海外の賃金の安いところに生産拠点を移している中何故吉田カバンはそれをしないのかについて社長は、職人を守っていく代わりに無理な広げ方をしない、結局それが消費者に価値のある商品を提供できる、また全社員が同じ考えを持っているので、きちんとした形で継続出来る
と語ってくれました
編集後記より、「何を作れば売れるだろう」ではなく「何を作りたいのだろう」と考える
創業者の吉蔵氏は、入院中の病室でもカバンを作り続けたと言う
ある職人は、自分の作ったカバンを持った人を見かけると「どこか不都合はありませんか」と必ず聞くらしい
頑固なのではない、カバンを作ることが生きることなのだ。
心に響く言葉です
私もカバンとウォレットなど数点持っていますが、丈夫さと使い勝手の良さはさすがという感じで
たしかに、少し高価な気もしますがその価値はあると感じます
海外=安かろう・悪かろう、では無いかもしれませんが、そういうのはいずれ破綻するのでしょう
こういうこだわりが日本の有るべき姿かなと思ったりしました