四天王寺 は、今から1400年以上も前の推古天皇元年(593年)に、四天王を安置する寺院を建立し、この世の全ての人々を救済するために聖徳太子によって建立されたという日本仏法最初の官寺。その伽藍配置は、四天王寺式伽藍配置と呼ばれ、南から北へ向かって中門、五重塔、金堂、講堂を一直線に並べ、それを回廊が囲む形式で、日本では最も古い建築様式のひとつなんだそうです。その源流は、中国や朝鮮半島に見られ6〜7世紀の大陸の様式を今日に伝える貴重な建築様式とされているそうです。
現在の伽藍は、1963年に再興されたもので、境内に聖徳太子の御霊を崇る聖霊院の太子殿や、日本庭園の極楽浄土の庭などが有ります。
毎年4月22日、聖徳太子を偲んで催される聖霊会舞楽大法要では、重要無形民俗文化財の天王寺舞楽が披露されるそうです。
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NHK 新日本風土記アーカイブス みちしる
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