2010年12月14日
たまゆら(上)・川端康成を読んでみる♪
前回の記事で、大淀川に沈む夕陽と川端康成の事を書いたのですけど・・・
川端康成が昭和39年に大淀河畔のホテルに滞在して執筆した、NHK朝の連続テレビ小説「たまゆら(昭和40年)」が気になってしかたがない・・・
どんな話だったのかな?
NHKにはもうフィルムは残っていないらしいです!再放送も無いね・・!
いろいろと検索していたら、日本放送出版協会が「たまゆら(上)」「たまゆら(下)」を出版してることが分かりました♪
昭和40年の出版です!
もちろん今は本屋さんに並んでいません・・。
ネットショップのAmazonで たまゆら (上) を検索してみると、中古本が販売されていました♪
注文〜♪そして届きましたよ♪
さっそく読んでみました!
物語は「宮崎の夕映え」というタイトルで大淀川の橘公園から始まります!新婚旅行のカップルが大淀川を眺めながら会話しています。
フェニックスの並木とかカモのお話するカップル〜♪
本の中には、橘公園にある「たまゆらの碑」の裏に書かれている「二人は川べりに立って・・・」という文章もあります。
「ぽつぽつと浮かんだ黒い鴨も寒くは見えなかった・・・・」という文面も♪
夕方の橘公園から見た鴨は、逆光なので黒く見えますね〜♪
他にも公園のベンチの事を、
「だんだら模様の日よけを張って、その下に簡素な木のテエブルとベンチが・・」
「日よけはかまぼこ型の長めで・・・・・川岸公園の並木に配してならんでいる・・・」
と表現してあります。
だんだら模様は、辞書で調べたら違う色が並んだ横じま模様のことみたいです。
川端康成の表現って良いですね〜♪さすがノーベル文学賞受賞作家ですね〜!
今でもベンチは活躍中です♪
散歩中の人や観光客の方たちが休憩に使っていますよ〜♪
「三輌の電車が鉄橋を渡ってきた。・・・」とあります。
昔は三輌だったのだね・・・・って、今は鉄橋を一輌とか走ってるし!鉄道利用者は物語当時より少なくなったね・・・
ところで、この物語は最初に出てきたカップルが主役かと思っていたら、29ページ目に出てくるカップルの近くにいた老人が主役だったのです!
NHKテレビ小説「たまゆら」をきっかけに宮崎で新婚旅行ブームが起こったらしいので、カップルの物語かと思っていました。
物語は老人の回想シーンで鎌倉や京都にとんだりしながらも、宮崎の平和の搭や阿波岐原(シーガイア付近)の事も書かれています。
たまゆら(下) も読みたいのですけど中古本でもなかなか売っていませんね・・・続きが気になる〜
しばらくは中古本探しかな?
2017年1月14日追記:
たまゆら(下)は存在しないそうです。
コメント欄で教えて頂きました。
http://himukablog.miyazaki-c.ed.jp/blog/library/Entry/59512
続きは書かれていないみたいです・・残念です。
「たまゆら」は小学生の高学年や中学生でも読みやすい内容なので、宮崎県の教育委員会とかが頑張ってNHKと共同で再発行してくれないかな〜?宮崎の風景写真が入ってるといいかも?
ところで、検索サイトで「たまゆら」って検索すると、アニメの「たまゆら」が出てきますね!
アニメは広島県の竹原市が舞台です。
セーラームーンとかのアニメの監督さんが作成したアニメだそうです。さっそく竹原市はアニメで町おこししてるみたいですね!
宮崎もアニメの舞台にならないかな?
川端康成の「たまゆら」は勾玉の触れ合うかすかな音の事です。
アニメの「たまゆら」は写真に写る不思議な光?みたいですね。
もののけ姫に出てくる木霊(ことだま)みたいな光かな?違う?
川端康成「たまゆら」
たまゆら (上) Amazon たまゆら(下) Amazon
中古本なのでたまにしか売っていません・・・
アニメ たまゆら DVD Amazon
広島県竹原市が舞台の女子高校生が主役のアニメ♪
アニメたまゆら公式サイト
http://www.tamayura.info/
橘公園前の人気ホテル
宮崎観光ホテル
宮崎市の中心部を流れる大淀河畔にあり、天然温泉「たまゆらの湯」でもゆっくりくつろげる都市型ホテル。和・洋食フレンチのレストランもあり、ホテルオリジナルパン・ケーキも人気。
川端康成が昭和39年に大淀河畔のホテルに滞在して執筆した、NHK朝の連続テレビ小説「たまゆら(昭和40年)」が気になってしかたがない・・・
どんな話だったのかな?
NHKにはもうフィルムは残っていないらしいです!再放送も無いね・・!
いろいろと検索していたら、日本放送出版協会が「たまゆら(上)」「たまゆら(下)」を出版してることが分かりました♪
昭和40年の出版です!
もちろん今は本屋さんに並んでいません・・。
ネットショップのAmazonで たまゆら (上) を検索してみると、中古本が販売されていました♪
注文〜♪そして届きましたよ♪
たまゆら(上) 著者:川端康成
さっそく読んでみました!
物語は「宮崎の夕映え」というタイトルで大淀川の橘公園から始まります!新婚旅行のカップルが大淀川を眺めながら会話しています。
フェニックスの並木とかカモのお話するカップル〜♪
本の中には、橘公園にある「たまゆらの碑」の裏に書かれている「二人は川べりに立って・・・」という文章もあります。
「たまゆらの碑」と大淀河畔・橘公園の夕映え
「ぽつぽつと浮かんだ黒い鴨も寒くは見えなかった・・・・」という文面も♪
「ぽつぽつと浮かんだ黒い鴨」・・?
夕方の橘公園から見た鴨は、逆光なので黒く見えますね〜♪
他にも公園のベンチの事を、
「だんだら模様の日よけを張って、その下に簡素な木のテエブルとベンチが・・」
「日よけはかまぼこ型の長めで・・・・・川岸公園の並木に配してならんでいる・・・」
と表現してあります。
だんだら模様は、辞書で調べたら違う色が並んだ横じま模様のことみたいです。
川端康成の表現って良いですね〜♪さすがノーベル文学賞受賞作家ですね〜!
だんだら模様で、かまぼこ型の日よけのベンチ(後ろは宮崎観光ホテル)
今でもベンチは活躍中です♪
散歩中の人や観光客の方たちが休憩に使っていますよ〜♪
「三輌の電車が鉄橋を渡ってきた。・・・」とあります。
昔は三輌だったのだね・・・・って、今は鉄橋を一輌とか走ってるし!鉄道利用者は物語当時より少なくなったね・・・
一輌ですけど・・・(大淀川鉄橋)2010年8月撮影
ところで、この物語は最初に出てきたカップルが主役かと思っていたら、29ページ目に出てくるカップルの近くにいた老人が主役だったのです!
NHKテレビ小説「たまゆら」をきっかけに宮崎で新婚旅行ブームが起こったらしいので、カップルの物語かと思っていました。
物語は老人の回想シーンで鎌倉や京都にとんだりしながらも、宮崎の平和の搭や阿波岐原(シーガイア付近)の事も書かれています。
たまゆら(下) も読みたいのですけど中古本でもなかなか売っていませんね・・・続きが気になる〜
しばらくは中古本探しかな?
2017年1月14日追記:
たまゆら(下)は存在しないそうです。
コメント欄で教えて頂きました。
http://himukablog.miyazaki-c.ed.jp/blog/library/Entry/59512
続きは書かれていないみたいです・・残念です。
「たまゆら」は小学生の高学年や中学生でも読みやすい内容なので、宮崎県の教育委員会とかが頑張ってNHKと共同で再発行してくれないかな〜?宮崎の風景写真が入ってるといいかも?
ところで、検索サイトで「たまゆら」って検索すると、アニメの「たまゆら」が出てきますね!
アニメは広島県の竹原市が舞台です。
セーラームーンとかのアニメの監督さんが作成したアニメだそうです。さっそく竹原市はアニメで町おこししてるみたいですね!
宮崎もアニメの舞台にならないかな?
川端康成の「たまゆら」は勾玉の触れ合うかすかな音の事です。
アニメの「たまゆら」は写真に写る不思議な光?みたいですね。
もののけ姫に出てくる木霊(ことだま)みたいな光かな?違う?
川端康成「たまゆら」
たまゆら (上) Amazon たまゆら(下) Amazon
中古本なのでたまにしか売っていません・・・
アニメ たまゆら DVD Amazon
広島県竹原市が舞台の女子高校生が主役のアニメ♪
アニメたまゆら公式サイト
http://www.tamayura.info/
橘公園前の人気ホテル
宮崎観光ホテル
宮崎市の中心部を流れる大淀河畔にあり、天然温泉「たまゆらの湯」でもゆっくりくつろげる都市型ホテル。和・洋食フレンチのレストランもあり、ホテルオリジナルパン・ケーキも人気。
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引用されていたブログが見られなくなってましたね・・
NHKのホームページを見ると脚本は山田豊、尾崎甫さんと言う別の方が書かれていました。川端康成さんの書かれた小説をもとに脚本を書かれたのでしょうね。
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009010117_00000
ありがとうございます。
「川端康成全集 第17巻 新潮社」を読んでみようと思います♪
その後の3個章が楽しみです(UvU)📔
私の手元に図書館で借りた全集第17巻が有りますので、解題欄の内容を要約して下記します。
本作品は、NHKテレビ小説のための書下ろし新稿としてスタートした。月〜土の毎朝放映であることへの用意は十分に有ったが、日が経つにつれ、ただでさえ遅筆の筆者への負担は大きくなり、中途から著者の意図を外れて行った感が深かった。それで、当初の構想を基に、改めて筆を執って創作し直したのが本作品であった。
※ NHKテレビ放送:昭40.4〜昭41.4
「小説新潮」掲載:昭40.9月号〜昭41.3月号
したがって、テレビ台本と本作品を比べると、同じような場面はあるものの、全く別の作品であると言える。たまゆら下巻が、話の展開を始めたにも拘わらず、遂に完成されなかったことにも、筆者の苦渋の跡は見られるだろう。
テレビ台本の内容と異なるということは、川端康成「たまゆら」は、?@昭26作品 ?Aテレビ台本 ?B本作品、合計3作品あるということに成りますね!笑
教えて頂きありがとうございます。
ずっと探していても見つからなかったのです・・
存在してなかったのですね。
続きを読みたかったです。
http://himukablog.miyazaki-c.ed.jp/blog/library/Entry/59512