ナツノナカノです。
お待たせしました 「仁義なき家政夫パタリロ!」です!
この家政夫シリーズもいよいよ最終巻ですね。おパタとおクマの活躍も見納めです
仁義なき家政夫パタリロ! (花とゆめコミックス)
前回までの家政夫パタリロ!
家政夫パタリロ!(1)100億円の借金を毎月10万円ずつ返している苦労少年の話
家政夫パタリロ!(2)奥様はパタリロ?でも、普段のパタリロとは違うとにかくキュートで可愛いおパタのお話です!
家政夫パタリロ!(3)ビストロ温泉パタリロ!魔夜先生の十八番、妖怪とギャグがてんこ盛りです!
家政夫パタリロ!(4)出戻り家政夫パタリロ!愛と涙の人情漫画の決定版です
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【仁義なき家政夫パタリロ!】
100億円の借金を抱える越後屋波多利郎こと“おパタ”はアラファト家政婦派遣協会で働いています。「アラファト」の家政婦達はベテラン揃いでサービスもいいのでお客様に好評だったのですが、このほど新しいライバル会社が出来て「アラファト」のお客様をごっそりと奪われてしまいます。
そのライバル会社とは「CHM」チャリティ・ホームメーカーズという会社でした。ベテラン揃いのアラファトに比べて「CHM」は素人家政婦集団なのでサービスは悪いのですが、何しろ値段がアラファトの半額なのでお客様はどんどんそちらに流れていってしまいます。
おパタも様々な仕事先のお宅でCHMの家政婦(夫)と鉢合わせし、そのたびにあの手この手で撃退していきますが、そのままではラチがあかないので本格的にCHMと戦う準備を始めます。そのために、おパタはおばあさんの変装をして、CHMの家政婦を雇ってみることにしました。するとCHMの家政婦は朝ご飯やお昼ごはんに「恵方巻き」を勧めてきます。試しに食べてみるとそれがとにかく美味しい。お昼だけじゃなくて夜も朝も食べたくなる…そうです、CHMでは中毒性の高い「恵方巻き」をお客様に食べさせて、CHMの恵方巻きを食べずにはいられない体にしてしまっていたのでした。
しかしこの「恵方巻き」には薬物のようなものは一切使われていないのです。ロシアのある地域で取れる「トロ」と「イカ」を同時に摂取すると体の中に麻薬成分のようなものが作られるという食べ物でした。CHMの「恵方巻き」工場はおクマさんが爆破しますが、恵方巻きを求める中毒者でCHMの会社前は騒然とします。
もうね、この辺から仁義なき抗争が本格化してくる訳です。そもそもアラファト家政婦派遣協会はアメリカCIAとも懇意にしている訳です。おクマさんはCIAの嘱託職員ですからね。そしておパタとおクマさんは「恵方巻き」についてある事に気が付きます。
「トロ」と「イカ」…この二つの言葉から浮かび上がるのは旧ソ連の植民地計画、つまり「トロイカ体制」の復活ではないか?という事でした。
これ…あくまで「パタリロ!」の中のお話ですからね。この「家政婦パタリロ!」の中で、「トロイカ体制」といえば「恵方巻き」を使った旧ソ連による日本の植民地計画という事になっているのですよ
そしてこの後、怒涛の展開になっていくわけですよ。もちろん CIAとKGBの戦いです。
家政婦派遣業のお話をよく、こんな大きな展開にもっていきましたよね。すごいな〜とほんとに感心しちゃいますよ。
そしていよいよおパタは「CHM」に家政婦として潜入することになります
さて、おパタは?おクマさんは?というところでこのお話は明日へと続きます…