● 二十四節気の一つ「小寒」
本日(1/5)は二十四節気の一つ「小寒」(の始まりの日)でしたね。 本ブログでも暦の話題等で度々引用している太玄斎著・「 こよみ便覧 」には 「冬至より一陽おこるがゆへに陰気にさからふゆへます/\冷也」 と、何だかよく解らない事が書いてあります。 取り敢えず「一陽お(起)こる」というのは、冬至日より太陽高度が高いという事だとして、 「陰気にさか(逆)らふ」とは…?
まあ、それは一先ず置いて措くとして、 一年で一番暑い / 寒い時期が、太陽高度の一番高い「夏至」日 / 低い「冬至」日と重ならないのは、 一日の内で一番気温の高い時間帯が、 太陽高度が一番高い「南中」の時間とズレているのと同様の理由なワケですね。 即ち、大雑把に言えば、太陽光で暖められた地表が大気温を上昇させる迄に時間が掛かるからで、 この様子は、見様によっては確かに大地を暖めようとする太陽に(大地、或いは空気が)抵抗している様にも見えなくも無い気がします。
と、いう訳で、昼の長さもちょっと長くなってきたなあ、と感じられる今日この頃ですが、 寒さはまだまだこれからが本番です(何しろ次には「大寒」が控えているワケでして…)。 それに呼応するかの様に、かの疫病もその魔の手を徐々に広げて居る様です… ここが正念場と覚え、努々油断することなく万全を期し、この危機を乗り越えましょう…!