2023年12月01日

20年前購入のベビーリングを渡しました そして、子育てほぼ終了

先月、次女が20歳の誕生日を迎えました。
長女は22歳、次女は20歳になったわけです。

最初の出産を終えてから22年も経ったんだな・・と、感慨深い思いです。
誰もがそうであるように、初めての育児は必死でした。
昨日まではお腹の中にいるだけだったのに。
産まれたその日からミルクをあげたりおむつを替えたり。
お風呂に入れたり寝かしつけをしたりと、やならきゃいけない事が目白押し。

新生児の時なんて、本当に目が離せません。
だって小さくって、弱々しくて。
ちょっと目を離したすきに、私が寝ている間に死んでしまうのでは・・と思うくらいでしたから。

長女が1歳半頃に次女が生まれました。
まだまだ甘えたいさかりの長女と、これまた目を離したら死んでしまいそうな次女との生活。
産後1か月は実家にお世話になったので、まだよかったです。
自宅に帰ってきてからは完全にワンオペ。
最低限の家事もままならない時もありました。
一番印象に残っているのは、食事の準備。
前と後ろに二人を抱っこ紐とおんぶ紐で担いで料理してましたね。
今よりずいぶん若かったけど、肩に食い込む抱っこ紐が本当に重くって。

今思えば懐かしいですね。

次女が生まれてからの20年。
本当にあっという間でした。
子育てに必死だった時には、想像もつかないくらいあっという間。

私はどちらかというと、子ども達と過ごすのが苦にならないほうです。
ママ友の中には、一人の時間が持てないのが本当にストレスでしかないと嘆いている人もいました。
不思議なことにそういう気持ちはありませんでした。
遊びたいから子供を預けて・・という事もなかったかな。

とにかく心配症で、目の届くところにいないと不安になるタイプ。
「遊んでおいでよ、見ていてあげるから」と言われても、結構ですって感じかな。
それでも子供たちが保育園に入って、働き出してからは離れて過ごす時間も増えて、こちらもその状況に少しずつ慣れていったり。

大人の年齢になった娘たちですが、今でもふとしたことで心配になる事があるんです。
最近になってようやく少し落ち着いて帰りを待てるようになったけど。

娘たちにしてみたら、監視されてるみたいで息苦しかったかな・・と思ったりもしますが。
次女が二十歳になったのは、大きな節目のような気がしています。

誕生日には、娘が生まれた時に準備した「ベビーリング」を渡しました。
20年前に購入してずっと大切に保管していたモノです。
小さい小さい誕生石が付いた、小さい小さいベビーリング。

長女が二十歳になった時にも渡しています。
なので「ベビーリング」の存在自体は知っていた次女。
でも私が持ってくるまで、もしかしたら忘れていたかもしれませんね。

ケースも袋も20年の年月を感じさせるように、少し傷んでいたりシミが付いていたり。
でもその中の「ベビーリング」はキラキラと輝いてました。
リングもチェーンもプラチナなので、錆びたりすることもなくきれいなまま。

娘の目にはうっすら涙。
アッサリした性格の子なので、まさか泣くとは思ってなくて驚きました。
購入時についてきた品質保証書をみて、20年前の年月の印字を目にしてさらに涙・・・。
まだ20年しか生きてない娘にとっての20年は、私が感じるよりとても長い年月なんだろうと思います。
喜んでくれてよかったです。
20年前の私に言ってあげたい。
「good job!」

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