先日無事に前撮りを終えたことを書きました。
無謀にも手作りした髪飾りもギリギリ前日の夜に完成し、振袖とも良くあって私としては大満足な前撮りでした。
髪飾りを持ち運ぶために、100均で買ったお弁当用の容器も大きさもぴったりでこのまま管理出来て良かったです。
と ころが二日後くらいに分かった事ですが、この前撮りの場面で長女が深く傷つく一幕があったのです。
ヘアセットを指定の美容院でしてもらって、着付けは振袖を購入したお店でやっていただきました。
その後お店の方の送迎で近くの写真館へ移動。
昔とちがい、今は多くの人がスマホを持っていて写真も気軽に撮れてデータで保管する時代。
なので写真館の店舗も、人気は全くなく多分七五三や成人式などの行事ごとで撮影を依頼された時だけお店を開く感じなのかなと思いました。
老夫婦が営んでらっしゃって、スタジオ内は特に凝った装飾はありませんでしたが、撮影ごとに和傘や扇子や椅子が出てきてポーズを支持されてその通りに動いて撮ってもらう感じで進みました。
大勢がいたわけではないけれど、細かく手の角度や顔の角度を支持され、ちょっと笑ってと言われてもなかなか自然な表情が出来ず苦戦しているな・・・と母としてはちょっとほほえましく見ていたのです。
「歯を見せると笑っているように見えるよ」
とか言われて、なんとか笑った顔を作ろうとしていた娘ですが、
「笑う時、目を細めないで」
と言われた言葉が引っ掛かったようで。
ご主人も悪気があったわけではないのですが、実は昔から自分の目にコンプレックスがある娘。
私と次女は二重ですが、なぜか長女だけがスッキリ一重。
でも親の目だからかもしれませんが、けして目が小さいわけではないと思っています。
スラっとしていて顔も小さいので、どちらかと言うとスタイルも良く切れ長の目のモデル風だと思うのです。
けれど周りが何を言おうが、本人が気に病んでいることはどうしようもなく、怖いからしないと言っていた二重の手術をやっぱり受けたいと思ってしまったようです。
親としてはそこまで気にするようなことではないと思っていますが、本人がそんなに悩んでいる事をわかってあげられてなくて申し訳なく感じました。
そしてどうしても手術をしたいのなら、反対はしないと伝えました。
それでも100%成功すると決まったわけではないし、稀ではあっても後々後悔するような事態になった時の覚悟やリスクについても良く考えるように言いました。
私も若い頃は、もう少し鼻が高ければとか、顔の骨格がスッキリしたらとか思ったことはありました。
ですが今となってはそんな事どうでもいい事です。
でも今一番自分の容姿が気になる年頃の娘にはとても重要なことだし、勇気をだしてコンプレックスを克服して自分に自信が持てるようになるなら、これからの人生をよりよくするきっかけになるのかなと思います。
整形自体を悪い事と思っているのではなく、娘には単純に必要ないと思うのと、なにより何かあったらと心配する気持ちの方が大きいですが、今後本人が決断して実行するとなったら、心から応援してあげようと思います。
2021年12月05日
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