リオ五輪女子レスリング53キロ級の決勝に敗れ、4連覇を逃し銀メダルとなった。試合後、泣きじゃくった吉田沙保里のインタビューの姿が目に焼き付いて離れない。
“霊長類最強”吉田沙保里の最強の高速タックルといわれ、彼女のレスリングは研究しつくされていたはずだ。
また、巷では、
という情報もある。
因縁はさておいて、絶対王者の彼女の連勝はすでに止まり、再起して勝ちを進めても、彼女の年齢からくる体力の劣化には勝てない。
五輪決勝で吉田を破ったヘレン選手との体格、筋肉を見ればあきらかであろう、研究しつくされ、筋力も上回る外国勢には、彼女の技術的能力では歯が立たず、負けるのがオチであろう。
偉大な人物は、身の処遇(引き際)を大切(見事に)するのである。
“霊長類最強”吉田沙保里の最強の高速タックルという華々しい記録を残し、これは、のちに伝説となる。
東京五輪出場の前に、遅かれ早かれ、吉田沙保里は引退する。引退表明、引退会見する。
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