・不景気による業績悪化で青島製作所の存続危機
・リストラを計画する中で、野球部廃部の危機
という二つの危機について、若い社長と会社関係者のまとまり、野球部メンバの結束等により最終的には平和な解決をします。「半沢直樹」シリーズのようにスカッと終わる話で気持ちはよかったです。巻末の解説によると、池井戸潤氏は、この作品においてリーマン・ショックで企業の体力が弱ってきたことの影響が企業スポーツに及んでいることを書きたかったそうです。後で知りましたが、この作品は2014年にTBSでテレビドラマ化されています。
池井戸潤氏の作品は読んでいてイメージできるのであっという間に読んでしまいます。今後も読んでみたいと思います。
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