2013年07月14日
むちうち症を治す
なおりにくい「 交通事故後遺症によるムチウチ症 」について
・むち打ち症の一般的経過
ムチウチ症(頚部捻挫)は交通事故による後遺症としては高い比率で発生します。
損傷の程度により治療期間そのものに相当の開きがあり、受傷後の治療経過が思わしくなく症状が次第に慢性化するケースも少なくありません。
受傷直後の検査で異状が認められない場合でも、数日経過して腫れとともにムチウチ症特有の自覚症状が首(頚椎)や背中(胸椎)、腰(腰椎)などに広範囲に出ることがあります。
患部に腫れや皮下出血が認められるときもありますが、通常のムチウチ症は患部に出血性の外傷がない場合でも、救急病院で自覚症状のある患部が特定され次第直ちにレントゲン検査などの適切な検査が行われます。
症状自体は、頚部の曲げ伸ばしや回旋運動時に激痛があって動かせないというムチウチ特有の症状が頻発します。
時間の経過とともに頭痛、めまい、吐き気、肘や指先のしびれ感、ピリピリ感、肩や上肢全体の重だるさなどを伴うこともあります。
ムチウチ症は頚の関節周辺(頚椎)にある深部の筋肉や靭帯に相当のダメージを受けていますので、時間を置いて徐々に腫れやうっ血症状が頚の周辺部に出てきます。
これを安易に放置したままにしておくと、数日経過して突然不快な自覚症状が現れたりすることがあります。
筋肉など関節周囲の軟らかい組織の損傷は、指先で丁寧に触診していくと損傷の状態と部位が判別できます。
多くの場合いためた筋肉組織は緊張して固くなったままの状態ですので、ここを中心にして毛細血管を圧迫して首のまわりの血行が次第に阻害され始めます。
傷めた部分の血液循環が悪いまま放置していますと症状は何週間も改善されず、緊張してこわばっている筋肉靭帯の機能回復も遅れることとなります。
筋肉靭帯がうまく伸び縮みしなければ、それだけで首の運動は制限されて動かすたびに不快な痛みを感じることとなります。
頚部の筋肉は、日常的な起立姿勢では常に頭の重さを支えた状態に置かれますので、この負荷によっても症状は改善されにくくなり次第に慢性化した状態に移行してしまいます。
慢性化したまま放置した場合は、毎年梅雨時や冬季になると不快な症状がより頻繁に出現する、いわゆる事故の後遺症となってしまいます。
・むち打ち症は、なぜ痛みがながく続くのか
ムチウチ症は、筋肉靭帯などの皮下の見えない部分の軟部組織がひどく損傷している場合だけでなく、頚椎の一部の関節運動そのものが制限されているケースが少なくありません。
その場合にも頚椎の関節運動に連動して働くいくつもの靭帯が関連してきますので、傷めた部位を特定して治療ポイントをどこに絞り込むかで治療効果や経過そのものは違ってくることになります。
当然のことですが、患部の治療ポイントが的確に合致していなければ、数週間、数ヶ月経過しても状態がほとんど変わらないといったケースも少なくありません。
天気が崩れる前に頭痛がする、気分が悪くなるなどの不快な症状が繰り返し出てそのまま慢性化していくことになります。
・むち打ち症は、なぜ治りにくいのか
多くの場合、 ムチウチ症には不快な痛みの症状が伴います。
患部に痛みが残っているということは、筋肉や軟部組織に血行障害があることになります。
薬物などで一時的にその痛みを抑えても、痛みの原因となる血行が改善されないと結果的には症状が残存し続けることになってしまいます。
これは体からの注意信号が出続けている状態であって、薬で痛みの信号だけを青に解除してあげても応急的な一時しのぎに過ぎません。
痛みの原因となっている筋肉の過度の緊張や血行障害をそのまま放置しておれば、うっ血状態が改善されないまま次第に痛めた筋肉や靱帯などの組織が堅くなっていきます。
それらの症状のいわゆる慢性化に繋がることになります。
・どのように治療効果を出すのか
ムチウチ症の治療効果自体は、患部の軟部組織や関節運動機能に重点を置いた初回の治療でも実際に確認いただけると存じます。
丁寧な手技治療によって、まず患部周辺部全体の血液やリンパ液・脳脊髄液の循環を促進して自然治癒力を的確に高めていきます。
さらに治療ポイントを絞り込み、丁寧な手技治療で着実にダメージを受けている患部の血行そのものを改善します。さらに、脳脊髄液の還流調整手技やリンパの流れに重点を置いて改善していきます。
実際に治療前と治療後とでは患者さんの顔色が変わります。
血液循環がよくなることで治療後に爽快感を感じていただけます。そのことだけでも、患者さんの表情は明るくなられるのです。
うだ整骨院におきましては、交通災害に伴うムチウチ症の症例や腰痛症など、受傷直後のケースや相当日数経過した慢性症状のケースなどそのすべてにおいて経過良好の内に治癒いたしております。
● 交通事故後遺症の出やすい部位
むち打ち症は、首の部分だけとは限りません。
受傷時の程度によっては脊柱全体に強い衝撃を受けた場合などは、首や肩、背中から腰部まで痛みの症状が出現することがあります。
腫れが強くなると受傷後、数日後にも現れます。
交通事故が原因の諸症状でお困りの方、頚や腰の捻挫(むち打ち症)・打撲・手足の痛みや筋肉の強張りなどの障害でお悩みの方は、是非うだ整骨院へご相談ください。
むち打ち症による頭痛やめまい・吐き気・耳鳴り・頚や腰の痛み・手足のしびれ・こわばり・脱力感などの、不快でしつこい症状に真剣に対応いたします。
ムチウチ症は、放置しておけばそのうち治る、自然に回復するということはほとんどの場合ありません。
詳細は、下記をクリックしてご覧ください。
福岡県久留米市・うだ整骨院ホームページ
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