湯村温泉 夢千代日記 吉永小百合
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2010年09月27日
いちご:新しい友達
この夏、新しく増えたお友達です(≧∇≦)
一緒にお昼寝
そして、こいつはママの策略にはまりまんまと
・
・
・
・
・
おそろいになりました!(b^ー°)
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いちご:好きな段差
いちご:連れて行かれた所 2
連れて行かれた所
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あづいよねぇ~
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いちご
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いちご
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2010年09月24日
試練を乗り越えて得たもの~パート2~
こちらは
”忘れられない”
という題名で書いている小説です。
初めて読まれる方はパパカテゴリの最初から読んでみてください。
_____________________________________
彼らが帰って行く後姿を見送りながら、僕は隣に立つ彼女の心配をしていた。
頬が赤くなっているところを見ると、彼女も殴られたのだろう・・・
だが、奴が自分の彼女を殴ったことと、谷口さんが奴に言った一言「ごめんなさい」
で何となく察しがついていたので、腹が立つという感情はなかった。
彼らの後姿が見えなくなると同時に彼女は僕に「ごめんなさい」と謝り続けた。
「そんなに謝らなくてもいいよ」と言ったが、彼女はまだ頭を下げていた。
僕は、彼女を救えた気分で殴られて切れた唇は痛みさえ感じず、逆に清々しい感じ
さえしていた。
もう、これで彼女と僕を邪魔するものは1つもないのだから・・・。
今、ここで彼女を1人で帰してしまったら2人の距離が離れていくような気がして
電車で帰ると言い出した彼女を無理やり自転車の後ろに座らせ、彼女の家までの
2駅分を2人乗りで帰ることにした。
自転車をこいでいると、傷に風が当たり少しピリピリと痛み出した。
それが気になって、なかなか話をするきっかけを失ってしまった。
彼女の家まであと少しという所で彼女はそんな僕に
「どうしてそこまでしてくれるの?そんなに優しくされたら私、誤解しちゃうよ」
その答えに彼女は、涙を浮かべながらうつむいて恥ずかしそうにしていた。
彼女の後ろ姿を見送って何気なく時計を見ると、15時45分を少し回ったところだった。
「やべっ!!バイト16時からだった!遅刻する!!」と今、走って来た道を
彼女には見られないように大急ぎで引き返した。
_____________________________________
竜が私を守っていてくれたことはわかっても、斉藤君に対する仕打ちは許せ
なかった。
そんな腹立たしさと自分の情けなさが一緒になって、彼にひたすら頭を下げ続けた。
「泣かずに謝ろう!こんな時に泣くのは卑怯だ」と・・・
許してもらおうなんて思っていなかった。
「謝るだけ謝ったら、電車で帰ろう。これ以上、彼のそばにいることはできない」
「そんなに謝らなくていいよ」といった彼の言葉が冷たく感じて、涙をこらえる
のに精一杯だった。
駅に向かって1人歩き出した私を、彼は何故か無理やり自転車の後ろに座らせた。
「もう、私に関わらない方が・・・」と言いかけた私の言葉をさえぎるように
彼は「大丈夫!もう、大丈夫だから」と言った。
その言葉で彼が竜と話をして私から手を引いてくれたことを悟った。
そう言った彼の唇が痛々しそうで、涙がこぼれてしまった。
その涙を、彼には気づかれないように自転車の後ろで拭った。
2人乗りをしている間、私も彼も何も話さなかった。
何か話さなくては・・・と思いながらも言葉が見つからなかった。
やっとのことで思いついた彼への質問に、彼はいつもの満面の笑みでこう答えた。
「誤解してていいよ」
その言葉に私は涙があふれそうになるのを必死でこらえた。
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いちご
at 12:09 |
パパ:忘れなれない
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2010年09月21日
いちご:好きな段差
この段差が好きなんだよねぇ(≧∇≦)
でも、このお部屋には入っちゃいけない約束なんだ・・・
畳をガリガリしちゃいけないからって
ママが怒ると怖いんだよぉ(ノ><)ノ
にぃにもねぇねも もちろん私も怒られると「
ハイっ!!」
ってなっちゃうんだよね(゜∇゜)
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いちご
at 23:47 |
いちご
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2010年09月20日
ママ:久しぶりにドキドキしたこと
私はもうすぐ36歳になります。
今年の猛暑で私のダイエットは運動以外となっておりましたf^_^;
今回はダイエットの記録じゃなくて申し訳ありませんが・・・
久しぶりにドキドキするということがダイエットにもいいのでは?
と思い、お伝えさせていただきます。
先日、夜の9時頃にタバコを買いにコンビニにいったんです。
*)10月から禁煙を宣言している
コンビニのレジには若い高校生くらいのちょっとイケメンの男の子
私がタバコの銘柄を言ってもわからなかったみたいなので高校生かな?と・・・
レジの若いイケメンの男の子を見ると「かわいい」と思うのはおばさんに
なった証拠なんだと、自分でつくづく思う(ρ_;)
その背が高いイケメンの高校生がお釣りをくれる時、私の手を包み込んで
まさに、手を握るという感じで渡してくれたのです(≧∇≦)
コンビニを出てから娘に「あんなに手を触られるとドキドキしちゃうね♪」
と言ってる自分がおばちゃんになったんだなぁ・・・と再確認(・_・;)
しかも、車に乗ってから手を匂っちゃってました。
臭かったらどうしよう?と思って・・・
案の定、手はその日のおかずの臭いがしてはずかしかった(ノ><)ノ
やっぱり、もう少し痩せよう!!(^_^;)と心に誓いました・・・
くじけそうになったら、あのコンビにに行くかも??
今度は手を洗ってから行こう!(b^ー°)
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いちご
at 12:37 |
ママ
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2010年09月17日
試練を乗り越えて得たもの
初めて読まれる方はパパカテゴリの最初から読んでみてください。
_____________________________________
僕は、ヘルメットで殴られて倒れ込んだ。
倒れ込む程の強さで殴られたはずなのに不思議と痛みは感じず、僕が考えていた
事は「彼女には手は出さないだろうか?」という心配だけだった。
ケンカなんてしたこともなければ、誰かを殴ったことなんてない。
そんな僕が、こんな初めての状況で何ができるというのだろう?
倒れ込んだ僕が起き上がり、立ち上がろうとした時、顔面を蹴り上げられ
もう1度倒れ込んでいた。
「やめてっ!!」と彼女の声が聞こえた瞬間、奴は倒れている僕の腹を蹴っていた。
彼女が「もう関係ないじゃない!!」と叫ぶと、奴は動きを止めた。
奴の彼女とその友達が次々とまくし立てる言葉の内容からすると
彼女の友達が公園にいる僕らを偶然見つけ、連絡したようだった。
覚悟を決めた僕は「2人で話さないか?」と奴に提案した。
今思えば、ヘルメットで殴ってくる奴を相手に、殴られる覚悟なんてよく
できたな・・・と思う。
守りたいものが彼女でなければ、普段の僕からは到底でるはずもない勇気だった。
僕の言葉を聞いた彼女達は、抵抗する谷口さんを無理やり連れて行った。
僕はケンカした事はないが身長は僕の方が断然高いし、力には自信があった。
もしかしたら、勝てるかも知れない。
だから奴も僕が立つ前に攻撃してきたんだろう。
でも、今回の問題が殴り合いで決着がつく問題だとは思えなかった。
だから僕は彼女を守るために、理不尽な事ばかりの目の前のこいつに頭を下げた。
「彼女からは手を引いてほしい」と・・・
もちろん、「わかった」という返事が返ってこないのもわかっていた。
何度殴られただろう?それでも僕は頭を下げ続けた。
奴はあきらめたのか、殴り疲れたのか、気が済んだのか、わからないが彼女達の
方へと歩き出した。
谷口さんに危害を加えるという雰囲気でもなかったので、僕は奴の後について
歩いた。
奴が谷口さんの頬が赤くなっているのに気づいたとたん、奴は彼女を殴っていた。
僕はその時思った。
自分の彼女にも平気で手を上げる奴が、谷口さんには手を出さない。
彼もまた、僕と同じように谷口さんを真剣に好きだったんじゃないか?と・・・
奴が、彼女ときちんと別れることができていたとしたら、僕にはチャンスは
なかったのかも知れない。
___________________________________
あまりに突然の出来事で、頭の中が真っ白になっていた私が正気に戻って
「やめてっ!!」と声を出すことができたのは、斉藤くんの唇から血が出ている
のを見たからだった。
それからの私は無我夢中で彼を助けなければ!!という思いしか頭になかった。
彼女達が叫んでいる事なんて耳に入らない。
ただ、彼には手を出さないで!!という思いだけだった。
そんな思いをよそに、斉藤君は竜と2人で話をしたいと言い出した。
私の意志など関係なく彼女達は私を斉藤君から引き離していく。
2人の姿が見えなくなる所まで私を連れて行き、抵抗する私の髪をつかみ
罵声をあびせた。
「もう、関係ないのに!!どうしてよっ!!」と叫ぶ私に彼女はこう言った。
「竜は私らにお前と別れるから、お前には手を出すなって言うたんや!竜がお前の
事まだ好きなのはわかってる!だから竜はここにおる。でも、私はちがう。
ただ、お前が憎いだけやっ!!竜の気持ちも知らんと・・・」
そう言った彼女の目からは今にも涙があふれそうになっていた。
涙がこぼれるのを見られないように彼女は私に初めて手を上げた。
彼女もきっと複雑な気持ちなのだろう。
自分が身を引けば竜は幸せになれる。でも、自分は竜と別れたくない。
私は、私が知らないところでこんな複雑なことになっていたとは思いもよらなかった。
ただ怖い存在だった竜に私は守られていた。
そんな事も知らず他の人を好きになった自分が恥ずかしく思えた。
でも、この斉藤君への想いはもう変える事はできない。
しばらくして、戻ってきた竜と久しぶりに目が合う。
私の顔を見て竜は彼女に怒っていた。
私は竜を今まで誤解していたこと、それでも竜のところには戻れない事を
謝らなければ・・・と思い、「ごめんなさい・・・」話を続けようとした時、
竜は「もういい」と一言だけ言ってふっと寂しそうな笑顔を見せて帰って行った。
斉藤君は大丈夫そうでほっとした。
人は、知らないうちに他人を傷つけている。
当時、高校生の私にとってはとても大きな・・・そして、とても大切なことを学べた
出来事だった。
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いちご
at 12:53 |
パパ:忘れなれない
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2010年09月14日
いちご:連れて行かれた所 2
前回の続き・・・公園にも行ったよ
パパ&ママ いろんな所に連れて行ってくれて
ありがとう(≧▽≦)
でも・・・狭い所が一番好きやねん(*>∀<*)
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いちご
at 10:39 |
いちご
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2010年09月13日
連れて行かれた所
この暑い中,今年はいろんな所に連れて行かれたんだぁ
まず 海
それから 川
これはねぇねが流されないように見張り番中
で、やっぱり海ぃ
そんで、またまた川
最後は初めて行ったドッグカフェ
つかれたぁ・・・
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いちご
at 13:43 |
いちご
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2010年09月08日
恋人までの試練~パート4~
初めて読まれる方はパパカテゴリの最初から読んでください。
______________________________________
11月も半ばになると、自転車では少し肌寒い。
僕は自転車をこいでいるし、彼女と2人乗りをしている緊張もあって寒さなんて
感じてはいない。
でも、彼女はどうだろう?寒くはないだろうか?
聞けばすむ事が聞けず、僕はなるべく風が彼女に当たらないように体を立てて
自転車をこいだ。
公園に着いてから、2人で日当たりのいい場所を探した。
今朝はいい天気だったのに、今になって少し雲が出てきている。
「帰るまでは降らないでくれぇ~!!」
僕はコンビニ弁当を食べながら「手紙の最初に書いてあったDEARって何?」
と、本当に何気ない気持ちで聞いてみた。
自分では、普通の質問で、自然にでた言葉だった。
でも、彼女は何故か恥ずかしそうにうつむいて、答えてはくれなかった。
「これはやばいっ」と思い、僕は話をそらした。
お弁当を食べながら、何気ない会話が進んでいく。
彼女が見せる仕草の一つ一つに僕はどきどきしていた。
彼女をこんなにも近くに感じ、今この瞬間は2人だけの時間なんだと思うと
最高の幸せ感が僕の中でいっぱいになって、さっきまでコンビニの棚においしそうに
並んでいた弁当がのどを通らない。
やっとの思いで弁当を食べ終えた時、不意に「おいっ!」と声をかけられた。
彼女の顔が青ざめていくのがわかる。
僕は瞬時に誰だか理解した。
振り返ろうとした時、ガツっと鈍い音と共に頭に衝撃がはしり、僕は倒れ込んだ。
でも、不思議と痛みは感じなかった。
元カレだった。その彼女も一緒で、他には女子が2人。
奴は黒いヘルメットを手にしていた。
____________________________________
いい天気だった空に少し雲がかかって、彼の方から来るムスク交じりの風は
少し冷たくなってきていた。
私は後ろに座っているし、彼の背中と私の右肩が触れるたびにどきどきして
寒さを感じなくなっている。
彼は風を受けているから寒いんじゃないだろうか?
聞いたところで、私には何もできない・・・
とにかく、公園に着いたら日当たりのいい場所を探そう。
「それまで天気が続きますように。」
ある程度の日が当たり、暖かそうな場所を彼が見つけた。
「やっぱり寒かったんだなぁ・・・帰りは私が自転車をこいであげよう」
そんな事を思いながら、お弁当をひろげた。
初めて彼と一緒に食べるご飯・・・どきどきしてご飯がのどを通らない。
そんな時に彼からの質問で、私は急に恥ずかしくなって答える事ができなかった。
ごく自然に会話する中で「DEAR」の意味を答えられるほどの仲ではなかった。
そんな私に彼は気を使ったのだろうか?
お母さんが作った玉子焼きを「おいしそう」だと急に話をかえた。
「食べる?」と聞くと「いいの?」と言いながら、差し出した私のお弁当箱から
遠慮がちに玉子焼きを1つ、使っていたお箸を逆に持ち替えて取り出した。
彼は「めっちゃおいしいっ」と喜んでいた。
私は「お箸なんて逆にしなくてもいいのに・・・」と心の中でつぶやきながら
逆に、彼のそんな常識ある行動に好感を覚えた。
私がお弁当を食べ終えたのを見て、彼は慌てて食べ物を口に運んでいた。
「ゆっくり食べて」と言った私に、彼は口をモゴモゴさせながらいつもの笑顔。
彼の笑顔は、私が知っている誰よりも素敵な笑顔だった。
彼もお弁当を食べ終えて「さて、話の続きを・・・」という雰囲気には似合わない
怒りのこもった声が、私たちの周りの空気を一変させた。
「おいっ!」と言われて振り返った私は、私にかけた言葉じゃない事がわかり
血の気が引いていくのがわかった。
次の瞬間、ゴツっと鈍い音がして斉藤君は倒れこんだ。
あまりに突然のことで私は頭が真っ白になり、動く事さえできなかった。
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いちご
at 07:36 |
パパ:忘れなれない
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2010年08月10日
恋人までの試練~パート3~
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_____________________________________
僕は、彼女と一緒に帰り道を歩き、一緒に電車に乗って僕の駅で降りて
自転車に一緒に2人乗り。そして、公園で2人っきりでゆっくり話をする計画を立てていた。
3時限目の歴史の授業は、他人の歴史より自分の歴史作りが優先だった。
「どんな話をしよう?」と考えてる最中、何か忘れてるような・・・
「あっ!!しまった!!昨日店長に頼まれて今日のバイトは4時からだ・・・orz」
「いっそ化病でも使うか??無理か・・・いつも無理言ってるのこっちだしな」
「どうして今日なんだよぉ~店長ぉ~!!」
はぁ・・・自分の運の悪さにため息が出た。
4時限目が終わるのが11時35分。
それからは彼女と4時までは一緒にいられる。
次の休み時間、彼女を独占する事はできなかった。
彼女が僕の席を通過する時に小さな手紙を机に置いていった。
そこには「友達と帰るから、斉藤君が降りる駅の改札で待ち合わせしよう♪」と
綺麗な字で書いてあった。
「また、一緒にいられる時間が減った・・・」
でも、初めて彼女から手紙をもらった。
人生、何かを手放さなきゃ何かを得られない!!と思い直し
「彼女との時間を少し削って 彼女からの初めての手紙をGET!」
手紙を何度も読み直しながら、駅の改札口を出たところで彼女を待っていた。
「DEAR 斉藤くん・・・・from谷口 ???DEARってなんだ?」
今、電車から降りて僕の方に走って来る彼女に聞いてみよう。
何をしてても綺麗な彼女は、今から4時までは僕だけのものなんだから・・・
今日はなんていい日なんだろう。
彼女を自転車の後ろに乗せながら、つくづくそう思っていた。
僕は、いい事の後には悪い事が必ずあるという事をすっかり忘れていた。
_____________________________________
斉藤君との楽しい10分が過ぎ、3時限目に入っていた。
歴史の時間に思い出した・・・竜の存在。
学校に来なくなったとはいえ、竜とつながりのある生徒はいる。
斉藤君と一緒に帰って大丈夫なんだろうか?
どうしても斉藤君と竜を近づけたくなかった私は、変に思われないか不安に
なりながら、斉藤君宛てに手紙を書いた。
「DEAR斉藤くん
さっきは楽しかった!ありがとう!
今日、一緒に帰ろうと言ってくれたのはうれしかったのですが
友達と帰る約束をしていたのを忘れてました。
斉藤君が降りる駅の改札で待ち合わせに変更しましょう♪」
彼に変な気を使わせないように・・・いや、せっかくの2人きりの時間に少しでも
竜の話題が出ないように・・・彼の気分を害さないような手紙を心がけた。
彼の満面の笑みが、私の手紙作戦の成功を教えてくれた。
友達のめぐは掃除当番で、早く終わらせてほしくて掃除を手伝った。
駅まで歩くスピードも、いつもよりは若干早かったと思う。
めぐと電車に乗って、今日はいつもより2駅手前で降りることを告げる。
めぐは、どうして?とは聞かなかった。
彼女はいつもそう。
こっちから話すまでは何も聞かないし、話せば自分の事のように親身になって
聞いてくれる。
その場の雰囲気に合わせることができて、誰かの悪口なんて言わない。
背が小さくて、キュートな感じなのに、芯はしっかり通っている。
私の憧れの友達・・・。
そんな彼女を電車に残して、降りた。
めぐは、私を待つ斉藤君を見つけて「そういうことか」という表情をうかべ
笑って手を振ってくれた。
「めぐには明日、ちゃんと話そう」そう思いながら斉藤君が待つ改札口まで走った。
コンビニで自分のお弁当を買って待っていてくれた彼は、すごくかっこよかった・・・。
一瞬、息ができないくらい、胸の真ん中がこう・・・グっと?ズキっと?
こんな経験は初めてで何て説明すればいいのか、わからなかった。
今思えば、あれが俗に言う「キュン」だったんだろう。
私を自転車の後ろに乗せて走る彼の背中は、力強くて、すごく大きかった。
自転車を走らせる彼の方から来る風は、ムスクの香り。
その香りは、まるで私達を優しく包んでくれているような気持ちだった。
周りのことが目に入らない・・・夢のような時間を過ごせるんだと思っていた。
お弁当を食べ終わるまでは・・・
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いちご
at 06:26 |
パパ:忘れなれない
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2010年08月06日
初対面
こないだ、初めて会ったの・・・
家の壁を登っていく黒いカサカサ動く物
最初は「おっ!!新しいおもちゃっ(*゜▽゜*)」って思ったの
でも、ママの様子がなんだか変
「ママどうしたの?」って思った瞬間
その黒いおもちゃが私の前にぽとって・・・
それを見たら私も何がなんだかわからずに
気持ち悪くなって・・・逃げちゃった
あれって何!?
ママは一人でシューとかキャーとかって騒いでたけど
私はとりあえずいつもの場所に避難
目はちゃんと開いてるょ
あの黒い奴
ママが(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルってなるから
もう来ないでほしいな・・・
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いちご
at 09:44 |
いちご
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