東京近郊で乗ることができるSLとして秩父鉄道のSLパレオエクスプレスがあります。
小鉄となり、機関車トーマスも大好きなつかさくんをSLに乗せてあげたい、という思いで行ってきました。
SLパレオエクスプレスは熊谷から秩父の三峰口までを土日中心に1往復しています。指定席もあるため、事前にみどりの窓口で予約をしました。ただ、出遅れてしまったので、良い席ではなく、ボックスシートの背中合わせ。自由席に座れないとつらいと考えて、押さえておきました。
熊谷までは、せっかくの鉄道旅なので、東京駅から新幹線に乗ることに。将来的に廃止が決まっているMaxたにがわの2階席を予約します。
10時すぎのSLに乗るため、東京駅8時52発のMaxたにがわに乗ります。少し早めに東京駅について、いつもの新幹線見学。
かがやきを見送り、こまち、はやぶさの連結を見ていると、Maxたちがわがホームに入ってきました。
早速乗車。
やはり2階席はいつもの新幹線より高く、景色が違います。
東京駅を出発してから暫くは京浜東北や山の手線、埼京線が見えるので、電車を見つけては喜びます。
大宮を過ぎてからは、なぜか鉄塔に興味を持ち始め、鉄塔が見えるたびに「あっ、鉄塔、あっちも鉄塔」と鉄塔探しになりました。
熊谷にはあっという間に到着。
ホームで反対車線のあさまを見送ってから、秩父鉄道に向かいます。
乗車券を購入して、秩父鉄道のホームへ。
何も買い物せずにホームに行ってしまいましたが、自販機はいくつかありました。ただ、改札入る前ならNewDaysやスタバなどもあるので、買い物してからホームに入ったほうがよいと思います。
暫く、秩父鉄道の普通車両や、遠くに見える湘南新宿ラインなどを見て過ごします。
すると、SLが逆向きで入ってきました。
みなさん、一斉に写真を撮りだします。
やはり間近でみる動くSLは迫力が違います。
先頭や、乗務員さん周辺をよく見学してから、車内へ。
指定席にまずは座りますが、自由席も空いてそうな感じなので偵察に。結構空いているので、自由席に移動します。家族でBOX席に座ることができました。連休ですが思ったほど混んでいないのですね。
定刻になり熊谷を出発。ゆっくり進んでいきます。
暫くは鉄塔を気にしていましたが、少し退屈してきます。ここで定番のプラレールマグネット。電車好きはこのアイテムがあれば、ある程度の時間、退屈せず過ごすことができます。
寄居や長瀞では、長い時間停車するので、車外に出て写真を撮って過ごします。
車内販売はアイスクリーム、飲み物・食べ物、SLグッツ・弁当がまわってきます。
せっかくなので、SLタオルを購入。
たまたま左手のBOXに座りましたが、川などの風景は左手になるので、進行方向左手に座るのがおすすめです。
終点の三峰口まで行って、転車台も見たかったのですが、昼寝などを考慮して御花畑で下車します。出発をお見送りしようと先頭車両にいくと、運転士さんに耳を閉じるように指示されます。
汽笛すごい音です、爆音。
機関車トーマスのポッポーというのは可愛いんだと気づかされます。
ランチを食べて、本日の宿に向かいました。
◆スポット情報
SLパレオエクスプレス
http://www.chichibu-railway.co.jp/slpaleo/
訪問時:2歳5ヶ月
オススメ度:電車好きなら
電車好きの子供を連れていくならオススメです。今回は秩父で一泊しましたが、西武秩父からレッドアローで帰れば十分日帰りでも楽しめます。
混雑を一番心配していましたが、3連休初日にもかかわらず空いていました。夏休みに入ると違うのかもしれないですが、自由席でも問題なかったです。ただ、指定席と200円しか変わらないので、指定を押さえておくほうが安心ですね。あとSLの客車は冷暖房完備で快適ですが、流石に古い車両なのでトイレは古さを感じます。とにかく、実際に乗ってみると、楽しいのでぜひ。