東京証券取引所は26日、日本郵政<6178.T>、ゆうちょ銀行<7182.T>、かんぽ生命保険<7181.T>の3社を貸借銘柄に選定すると発表しました。日本証券金融も貸借銘柄に追加します。
郵政3社は今後、信用取引の買建だけでなく、売建(カラ売り)も可能となります。
郵政3社株は上場直後に信用買いが可能になる制度信用銘柄に指定されていました。
ただし、信用取引の買いはできるが売りはしにくいため、市場の一部からは「株式の需給が偏りやすい」との指摘が出ていました。
今回の賃借銘柄への追加に伴い、郵政3社の貸し株が解禁となりカラ売りが可能になることにより、信用売りによる株価の影響が注目されますが、年末に東証株価指数(TOPIX)への組み入れを控え、投信による買い需要が膨らむ可能性が高いため、「当面は個人投資家の信用売りによる影響は限られる」といった意見や、信用売りが活用され「3社株の中で割高銘柄を売って、割安銘柄を買う取引が増えそう」との見方もあり様々。
特に、かんぽ生命は上場直後の高騰による割高銘柄からの暴落、現在は割安銘柄になっていたところもあり、改めて切り替えし反発中ですが、このまま過熱感が上がると、そのうちカラ売りの対象になりそうで怖いです。
活性化はいいけど空売りは止めてぇ!
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