日本郵政の目標株価2000円
2015年12月15日(火)日経平均が大幅続落するなか、日本郵政も続落していますが
SMBC日興証券では、中長期的に安定利益を期待でき、業績の下振れリスクが小さいと判断。
投資評価「2(中立)」、目標株価2000円として、新規カバレッジを開始しました。
同証券では、「事業の入れ替えによるROE引き上げの実現性」など4つの投資論点を挙げており、また業績及び、配当の下振れリスクの小ささなどから企業価値向上の余地があると指摘しています。
期待される4つの変化に注目
株式市場で見極めるべき投資論点
(1)事業の入れ替えによるROE引き上げの実現性
(2)配当政策の変更
(3)外部環境変動が自己資本に与える影響
(4)オーガニックグロースによる利益のアップサイド
の4点に注目。
SMBC日興では、これらの実現可能性と時間軸を考慮した結果、
今後12カ月以内に同社株のカタリストが顕在化する可能性は低いと判断したとしています。
用語メモ
「ROE」
株主の持ち分である株主資本が、どれだけの利益を上げているのかを示す総合的な指標
「配当政策」
企業が利益を分配するに当たって,利益のうちどれだけを,いかなる形態で,どのような時間的配分で分配するかという政策
「オーガニックグロース」
企業が内部資源を活用して現状の製品やサービスの売上を伸ばし、成長しようとすること。
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