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2017年08月19日

日本一有名な都市伝説を作った偉大な男!?





やりすぎ都市伝説でバナナマン設楽が語った都市伝説。

日本には数々の都市伝説が存在する。

そのほとんどが、ソースが分からないものばかりで謎が多い。

しかし、日本一有名と言っても過言ではない”あの都市伝説”のソースが遂に判明した。



その都市伝説というのが「死体洗いバイト」である。

学生の間ではもはや当たり前になりつつある、高額バイトの1つとされており、細かい内容までもが出回っている。

「ホルマリン漬けにする」「棒でつつく」「プールに死体を浮かべる」...

こんな風に、誰かが実際に体験したかのように言われているが、実際に死体洗いバイトをしていた人はいない。

それもそのはずで、こんなバイトは存在しないのである。

ではなぜこんな有りもしないバイトの噂が出回ったのか?

実はこのソースは、ノーベル文学賞を取った「大江健三郎」が書いた「死者の奢り(おごり)」という小説なのだと設楽は語る。

この「死者の奢り」という小説は、今から60年ほど前の昭和32年に出版された短編小説で、その作中に「死体洗いバイト」が出てくるのだ。

作中では、かなり細かい部分まで描かれており、そのため実在するバイトのように語られてしまったという。

過去に、大江健三郎自身に「死体洗いバイト」に関して、インタビューをした記者がいた。

「このアルバイトは実際にあるんですか?」と。

しかし、その時の大江健三郎の返答はかなり曖昧なもので、あるともないとも言及しなかったという。

こういった背景もあり、さも「死体洗いバイト」が実在するかのように噂されたのだ。

今では高額バイトの1つとして定着しており、やってみたいという声も多いという。

もちろん実在しないので、探しても見つかるはずはないが。

しかし、死体洗いバイトに限らず、信じられないような「高額バイト」というのは存在している。

それらを総称して「裏アルバイト」といい、作業内容は実にユニークなものが多い。

もちろん、賃金的にも一般のアルバイトと比べると遥かに高い。



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