デルの「Inspiron 11 2 in 1」は、11.6型ディスプレーがぐるりと180度開くことで、クラムシェル型でもタブレット型でも使える2in1モバイルマシンだ。それでいて、ヒンジ周りが妙にゴツいというようなこともなく、スマートなデザインであることが魅力の1台となっている。
前回 の記事ではその外見や変形の仕方、キーボード周りを中心に紹介した。今回はインターフェース類について触れるとともに、ベンチマークによる性能評価などを行なう。
コンパクトな変形マシンとしては十分なインターフェース
コンパクトなマシンになると、どうしてもインターフェースの数が減る。特にタブレットにもなる変形モデルの場合、タブレットスタイルで利用する時に手が触れるところを避けたりする関係で、さらに数が減りがちだ。そう考えると「Inspiron 11 2 in 1」は、この手の端末としてはインターフェースが充実している。
クラムシェル型端末として見た時の、本体の左側面には電源コネクター、HDMI出力端子、USB 3.0端子、USB 2.0端子、ヘッドフォン/マイクコンボジャックが並んでいる。右側面は電源ボタンと音量ボタンがあり、USB 2.0端子、SDメモリーカードスロットがある。
オーディオコネクターの他、種類としてはUSB端子とHDMI端子にSDメモリーカードスロット、ということになるから、それほど豊富なわけではない。しかしUSB端子が左右に分かれて3つあるというのは、小さなマシンとしては十分すぎるほどだろう。また、HDMI端子で大型ディスプレーへの出力や、HDMI対応のプロジェクターの利用などもできる。
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