大学受験で云えば、大学側が、傾向と対策ばかりに注力して、肝心の実力が伴わない受験生をフロック(fluke:まぐれ)で合格させないようにすることは当然のことだからです。
Adsenseについて、こんな趣旨の記事がありました。
今までとても儲かっていたAdsense広告の掲載ページが有った。
・或る日、GoogleがAdsense広告の入れ替えを行った。
・突然儲からなくなった。
・広告入れ替えの原因は、そのページの広告をクリックするユーザーが実際に契約に結び付かないからだと思われる。
以上です。
ここまでは冷静な分析で理解できるのですが、その記事は恨み辛みが書き連ねてありました。
Googleの行動は極めて理性的
Googleのとった行動は、極めて理性的です。
Adsenseパートナーに求められるのは、Googleと共にWin-Win(ウィンウィン:両者が利すること)の関係を作り上げるよう努力することです。その為のインフラをGoogleは無償や有償( Google Adwords:アドワーズ)で提供してくれているわけです。
更にはそのような記事が容易に目に入ることはGoogleが公平な検索エンジンを指向しているように受け取られます。それは、自身に否定的な記事であっても、きちんと上位表示されるからです。一方では依然として、くだらない書き込みが上位表示されてしまっている現実の証左(しょうさ)でもあります。批判は価値が有っても、愚痴にはあまり価値が認められないという意味においてです。
Googleの一連のツールはとても強力で複雑です。
一方まだまだ改良の余地も大きく、今後の品質向上が非常に楽しみです。