Radio Habana Cuba、2021年8月18日、 PL
クバーナ航空の法務保険局長ベヌス・ロドリゲスはきょう水曜日(8月18日)、同社はスペインへのフライトを継続する、と述べた。
そのヨーロッパ市場における銀行集中決済方式(BSP)の支払い決済システムの停止にもかかわらず、今回の決定がなされた、と同局長は語った。
国際航空運送協会(IATA)により発表された停止措置については、国際メディアの反響を呼んだ。
同社は顧客と交わした契約は尊重し、この業務を止めることはない、とロドリゲス局長は語った。
一方、クバーナ航空の経済会計局長カレリア・フェルナンデスは、BSPは代理店と航空会社間の取引を簡素化させるためにIATAが作った決済システムである、と説明した。
このシステムにより航空会社は、自社のフライト向けになされた販売に関して、よりすぐれた財政管理ができるようになる。
そのため、クバーナ航空はスペイン市場での商業戦略を調整している。
このような調整は、決済を担当している銀行がその活動の継続の不可能性を発表したことによっている。
この独断的な措置は、クバーナ航空を、他の国際航空会社と比較して不利な位置に置いた。
このIATAの決定は、米国による経済商業封鎖の結果であり、これが同組織のオペレーションに重大な衝撃を与えている、とクバーナ航空の幹部たちは述べた。
この件に加えて、新型コロナウイルス感染による衛生危機の影響があり、これらの問題からは航空分野のいかなる会社も逃れられない。
今回のようなBSPの停止の発表は初めてのことではなく、以前にもIATAはメキシコやフランス、イタリアといった市場で同様の措置を適用したことがある、とロドリゲス法務保険局長は語った。
このようなIATAの措置は、支払い不能やオペレーション中止の危険があるときに通常適用されるものであるが、しかし現在クバーナ航空は同組織との負債を持たない、と同社の当局者たちは説明した。
「IATAの決済機関を通じて、クバーナ航空は航空会社間の関係から派生しうる負債に対応する週ごとの支払いを実行しており、そのためこの点については、スペインでのBSP中止を正当化するものとはならない」、と同社当局者たちは付け加えて述べた。
IATAの創設かつ現役メンバーであるクバーナ航空は、同組織に対して提訴した。
クバーナ航空のベヌス・ロドリゲス法務保険局長
キューバTV(2021年8月17日)
Aerolínea cubana continuará vuelos a España, aseguran autoridades (+Foto)
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/267374-aerolinea-cubana-continuara-vuelos-a-espana-aseguran-autoridades-foto