Cubadebate、2021年12月8日、 キューバ公衆保健省
すでに発表がなされている通り、新型コロナウイルスの新種の変異株オミクロンの出現に伴い、海外からの観光客に関するわが国での疫学的警戒措置が、この変異株の事例が報告されている国々からの入国者に重点を置いて、増やされた。
11月27日、モザンビークからの医療ボランティアである一人の男性旅行者が到着した。症状はなく、居住しているピナール・デル・リオ県に向けて移動した。
11月28日、発熱と喉の痛みを発症し、すぐに医療施設にかけこんだ。抗原検査を実施したところ陽性と判明し、規定のガイドラインに基づき、レオン・クエルボ・ルビオ病院に入院した。
その同日、PCR検査を実施し、新型コロナウイルス陽性と判明した。検体は配列解析のためペドロ・コウリ熱帯医学研究所に送られた。5日後に同病院で再度PCR検査を実施し、陰性と判明し、無症状で退院した。
本日、同陽性検体の配列解析が終わり、新型コロナウイルスのオミクロン変異株と確認された。
疫学的調査の結果として、家庭外16人と家庭内2人の接触者が特定されたが、彼らは無症状でPCR検査で陰性と判明した。
接触者および共同体に対する疫学的警戒や、国際保健管理措置の強化は維持されている。
キューバTV(2021年12月9日)
Detectado en Cuba primer caso positivo a la covid-19 de la variante ómicron
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/12/08/detectado-en-cuba-primer-caso-positivo-a-la-covid-19-de-la-variante-omicron/